19世紀の工芸美術 (2) (マールカラー文庫 (6)) の感想
参照データ
タイトル | 19世紀の工芸美術 (2) (マールカラー文庫 (6)) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | マール社編集部 |
販売元 | マール社 |
JANコード | 9784837320067 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 彫刻・工芸 |
購入者の感想
1862年にロンドンで開催された万国博覧会の図録、Masterpieces of Industrial Art and Sculpture at the International Exhibition 1862から約200点の図版を採録したもの。
II巻は「織物、家具、壁紙」がテーマとなっているが、キャビネット、テーブル、ピアノ、カーペット、ステンドグラス、タイルなどが含まれている。実物がかなり大きなものが多いので、縮尺がきついのが残念。
本書は鑑賞用につくられているため、解説が甘い。美しさに見とれていると、万国博覧会が産業技術の見本市であったことを忘れそうになる。美しいけれども、実用品なのである。そのあたりの混淆・共存が19世紀後半のヨーロッパを特徴づけていることを踏まえて見直してみると、また面白いと思う。
非常に安価なのも嬉しいところ。
II巻は「織物、家具、壁紙」がテーマとなっているが、キャビネット、テーブル、ピアノ、カーペット、ステンドグラス、タイルなどが含まれている。実物がかなり大きなものが多いので、縮尺がきついのが残念。
本書は鑑賞用につくられているため、解説が甘い。美しさに見とれていると、万国博覧会が産業技術の見本市であったことを忘れそうになる。美しいけれども、実用品なのである。そのあたりの混淆・共存が19世紀後半のヨーロッパを特徴づけていることを踏まえて見直してみると、また面白いと思う。
非常に安価なのも嬉しいところ。