理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録 の感想

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参照データ

タイトル理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録
発売日販売日未定
製作者卜部 吉庸
販売元三省堂
JANコード9784385261256
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般

購入者の感想

標問より少し難易度は高め。ただ本書はひねられた問題はなく、標問はひとひねり加えられた思考力を試す問題になっている。問題の質は標問の方が上かな。
重問などをやり終えていることが前提だが、その後にこれをやるのはちょっと抵抗感あるかな。量が多くて挫折率も高いです。
重問ですらしっかりやり終えず途中で挫折している人も多いのに・・・、
実際周りで使っていた人たちで進んだ人もせいぜい半分くらいで前期になってしまい、過去問演習もおろそかになっている人もいました。
中途半端に手をつけるならやらない方が良いです。
問題を絞ってやろうとしても・・・、理論だけやりたいなら標問や二見ハイの方が良いし、有機だけやりたいなら有機化学演習の方が良い問題はある。
あと★の数が何を意味しているのかわからない。1つ星問題が難しかったり入試の頻出問題だったり頻出問題じゃなかったり、逆に3つ問題が易しかったりと。
難易度設定がメチャクチャ。そのため問題の取捨選択がかなり難しい。
対象者は全部やる人だけに限るが問題の質もそこまで良くないしテーマが被る問題も多いし知識問題ばかりなので途中で飽きてきて集中力がなくなると思う。
解説もそこまで詳しくなく淡々としているので集中力なくなると解説をそのまま丸暗記してしまう恐れもある。これがまずい。非常にまずい。
実際そこまでは難しくはなく、実際の入試問題の方が難しい。難関大は考察問題が多く出るので本書より過去問や模試問をいっぱいやる方が効率は良いと思う。
とにかく無駄に問題数が多く知識問題ばかりなので飽きやすい。

デメリットがかなりある本だけどしっかりやり終えればちゃんと力はつきます。これだけ量こなせばね。本書に限ったことじゃないけど。
本書に取り組める人はそれなりにできる人なので労力の割に見返りは少ないですけど。他のことに時間をかけた方が入試の合計点はあがります。
挫折せずにしっかりやれるなら取り組んでも良いと思います。

理論と無機はひねりのない問題ばかりで、応用力養成には不向き。
ただ、発展事項を扱う問題が多数あるので知識の強化には使える。
有機は立体異性絡みの難問が多いけど、最近の入試傾向に合っていない気がする。
一通りやればかなりの実力がつくけど、難関大向けの問題集としては評価できない。
まあ、自頭がよくて知識さえあれば応用問題にも対応できるって人にはオススメできる。

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三省堂から発売された卜部 吉庸の理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録(JAN:9784385261256)の感想と評価
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