認知言語学の基礎 の感想
参照データ
タイトル | 認知言語学の基礎 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 河上 誓作 |
販売元 | 研究社出版 |
JANコード | 9784327401153 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 言語学 » 言語学 |
購入者の感想
認知言語学の日本における最初期の入門・概説書。
ラネカーやレイコフの理論を初めて本格的に日本に導入しようとした。訳語などにその苦労が伺われるが、その後日本では確実に認知言語学が定着、広がりを見せつつあり、その後の展開が注目されている。
本書は、このような最初の試みであり、試行錯誤的な部分もあるが、おおむねラネカーやレイコフの理論・学説を体系的に解説しており、復味のある図表なども導入し、非常に読みやすく認知言語学の基本的な考え方を学ぶことができる。
認知言語学はいささか研究者によって問題意識や方法論に統一性がみられない傾向があるので、このような標準的概説書によってその考え方や用語を普段から確認しておきたい。
ラネカーやレイコフの理論を初めて本格的に日本に導入しようとした。訳語などにその苦労が伺われるが、その後日本では確実に認知言語学が定着、広がりを見せつつあり、その後の展開が注目されている。
本書は、このような最初の試みであり、試行錯誤的な部分もあるが、おおむねラネカーやレイコフの理論・学説を体系的に解説しており、復味のある図表なども導入し、非常に読みやすく認知言語学の基本的な考え方を学ぶことができる。
認知言語学はいささか研究者によって問題意識や方法論に統一性がみられない傾向があるので、このような標準的概説書によってその考え方や用語を普段から確認しておきたい。