一太郎2013玄でつくるKindle電子出版マニュアル の感想

Kindle本の出版のしかたは、本当にたくさんの本が登場し、玉石混淆のカオス状態になっている。

たしかにKindle本を出版するにいたるまで、ツールが十分整備されていない段階で苦労した方も多く、それがこうした本のニーズにつながっていると思う。

しかし、この本の登場で、このカオス状態も終わるかもしれない。

私は実際にこの本を参考にしてKindle本を出版してみたが、トラブルらしいトラブルはひとつもなく、あっけないほどに簡単に出版をすることができた。

この本は、とてもわかりやすく、とても具体的で、良い本だと思う。

また、著者の朝倉さんは、この本では一太郎を取り上げているが、Wordでも同様の本を書いているなど、たくさんのツールを実際に試し、把握している。信頼性も高い。

朝倉さんの著者ページをみると、何冊ものKindle出版のノウハウに関する書籍を出版されていることがわかる。熱意の高さには頭が下がる。

ご本人は、それでも、「素人の文章」と謙遜の姿勢で各書籍を執筆されていて、大変好感が持てる。
私は一気にファンになった。

とにかく、お薦めの本である。