SECBOOKS ソフトウェア開発データ白書2010-2011 の感想
参照データ
タイトル | SECBOOKS ソフトウェア開発データ白書2010-2011 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 独立行政法人 情報処理推進機構 |
販売元 | 独立行政法人 情報処理推進機構 |
JANコード | 9784990536336 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » ソフトウェア開発・言語 |
購入者の感想
本書は独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) のソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)が発行するソフトウェア開発データ白書です。
本年(2010-2011年版)は、国内ソフトウェア開発ベンダー(メーカー系、ユーザー系、独立系)23社の2584件のプロジェクトデータを収録しています。
自組織以外のデータを参照する利点は、競合他社との生産性や品質の比較(ベンチマーク)が可能になる事が挙げられます。本書は勿論そういった用途にも有効ではあるのですが、過去のプロジェクト実績を蓄積、分析していない(プロセス実績ベースラインを確立していない)組織が、定量的プロジェクトマネジメントを始める際の取っかかりとして、規模、工数、工期等の見積りの妥当性や品質目標を設定する際の参考値として、本書のデータを活用することができます。
2010-2011年版からは、生産性に関する分析の章が独立し、インフラ情報システムと信頼性指標に関する分析が追加される等内容も強化される一方で、価格が昨年の半額以下(!)という嬉しいおまけつき。
尚、ユーザ企業のデータについては、JUAS(社)日本情報システム・ユーザー協会)発行の『ソフトウェア・メトリックス調査2010』(ISBN978-4-903477-24-4)が詳しいです。
本年(2010-2011年版)は、国内ソフトウェア開発ベンダー(メーカー系、ユーザー系、独立系)23社の2584件のプロジェクトデータを収録しています。
自組織以外のデータを参照する利点は、競合他社との生産性や品質の比較(ベンチマーク)が可能になる事が挙げられます。本書は勿論そういった用途にも有効ではあるのですが、過去のプロジェクト実績を蓄積、分析していない(プロセス実績ベースラインを確立していない)組織が、定量的プロジェクトマネジメントを始める際の取っかかりとして、規模、工数、工期等の見積りの妥当性や品質目標を設定する際の参考値として、本書のデータを活用することができます。
2010-2011年版からは、生産性に関する分析の章が独立し、インフラ情報システムと信頼性指標に関する分析が追加される等内容も強化される一方で、価格が昨年の半額以下(!)という嬉しいおまけつき。
尚、ユーザ企業のデータについては、JUAS(社)日本情報システム・ユーザー協会)発行の『ソフトウェア・メトリックス調査2010』(ISBN978-4-903477-24-4)が詳しいです。