相続税対策は顧問税理士に頼むと必ず失敗する (経営者新書) の感想

私は顧問税理士ではまったく役に立たないだろうなと不安な気持ちでいました。
それでも長い付き合いもありますし、迷いはあったのですが、この本を読んできっぱり顧問税理士に相続のことをお願いするのはやめようと決めました。

それから色々と調べていって、相続税対策や事業承継についても色々と選択肢、方法や考え方があるのだと勉強になりました。

相続について迷ったら読んだ方がいい本だと思います。
そして失敗の出来る少額のお話ではないですから、専門家を見つけ出して二人三脚で、しかし自己責任で自分がより良く勉強して事を進めてゆくべきだと思います。
セカンドオピニオンも大事だと思います。

まだ事業承継の途中なのですが、考え方、価値観、アイデア……様々な要素で結果がまったく違うものになると最近では痛感しております。
やっぱり自分なりの考え方をしっかり持っていないと専門家のアドバイスに流されますね。

それから父は顧問税理士に丸投げで任せっきりの人なのですが、顧問税理士以外に頼むということにかなりの難色を示しました。そういう場合に読ませると他人に対しても自分の言葉以上に説得力を持てると思います。

繰り返しますが、始めの一歩に良い本だと思います。
相続対策ではオススメの本です。

　私自身は資産家でないのですが、今までことあるたびに税理士先生のアドバイスを受け、お付合いするようにしてきました。

　しかしながら、今回の大幅税制改革で資産家でもない人たちにとっても、幅広く税務に関心を持つ必要があることが、新聞や各種講演会、そして各種本などにより、分かってきたようです。私もそうでして、今まで気軽に相談していた税理士先生のご意見ばかりを信じていても、本当に良いのかどうか心配になっておりました。今後は、この本の内容を、ことあるたびに　繰返し参照したいと考えています。

　なお、この本は、できるだけ早くから（若いときから）幅広く世間を見渡すようにとの警告書のように思われました。関心をお持ちの方々には、一読の値打ちがあるように思いました（ただし、チョット 本のタイトルが、類書と比べ 正直すぎて？、ドキツイ感じがしないでもありませんが）。0