食う寝る遊ぶ 小屋暮らし の感想

よくあるこの手の本にしては内容が中途半端です。
著者の素朴な暮らしへのこだわり・ルーツみたいなものがあまり伝わってきません
（それが本（ストーリー）としての面白味にもつながるハズなのですが）。
もともと建築家であるからか、手作りの暮らしを標榜する割にはどこかセレブ感が漂います
（それが良くないという意味ではなく、アレッ？という感じがした）。
本の作りもなんか雑然としてるというか、中途半端なんですよね
（小屋暮らしだけに焦点を当てるのではなくやや散漫な感じ）。
この本がPHPから出ているのを買った後で気づいたのですが、
農文協あたりが出したら、もうちょっと面白く作れたのかなと思いました。

小屋というと、粗末で不便なイメージがあるところを、
あえて不便がかっこいいとまで見せてくれるそんな一冊。

地球の為、環境のためとうたわない、
まずは自分の暮らしを幸せにしたいと感じました。0