今できることをやればいい の感想

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会社でいろいろとあり50歳を超えて退職をすることになってしまいました。将来の不安を感じて自殺まで考えるようになってました。そんな時、この本に出合いました。著者の人に話しかけるような文面で優しさを感じ、一気に読破してしまいました。心に迷いが生じて迷っていて前に進めなくなっていた私を心配せずに行動しなさいと語りかけてくれた本です。過去にグジグジして、未来の不安ばかりを考えても、仕方なく、今この時点を生きる事が大切なんだよということを教えてくれました。まさに１日１日をコツコツとやって行く大切さを感じました。私も知識ばかりが豊富で知識があるばかりに迷いが生じて能書きばかりで前に進むことができなくなってました。そんな私に知識より、行動して肌で感じて知恵をつけることを学びなさいと教えてくれました。まさにその通りでした。ここで内容についての説明を入れたかったのですが、全てのページが大切で、ここだけがいいと言うことをピックアップできない素敵な本でした。ぜひ、迷いが生じて立ち上がれない人、前に進めない人、この本をきっかけに１日１日を大切にして今できることから始めてみませんか？簡単な読みやすい本ですが、中身は濃くて深いと感じます。頭でっかちになりがちで迷いが生じて、行動することができなくなっている人にお勧めです。かならず救いのフレーズが見つかるはずです。

何をやっても思うようにいかず、どんどん状況が悪化していくような気がしてもがいている時期にこの本と出会いました。

「うまくいかないときは、うまくいかないんだから、ジタバタしたってしょうがないんだよ」
「今うまくいかなくても、生かされているということは、何か世の中のために意味があるからなんだよ」
「そういうときは、今、自分が世の中のためにできることをコツコツやっていけば、必ず何かが見えてくるはずだよ」

21世紀の生き仏とも言われる阿闍梨さんの、優しく、かつ厳しいメッセージが、迷える心の救いとなりました。
まだまだ客観的な状況は変わりませんが、少なくとも、この本に出会う前よりは、ジタバタしたり、ガタガタ震えることは少なくなったような気がします。

個人的には星５つですが、好き嫌いが分かれると思い、４つとしました。
実体験に基づく教訓からのお話がメインですが、やはりお坊様なので、宗教的なアプローチをされることも多く、その点に違和感を持たれる方もいるかもしれません。
その点に抵抗がない方は、星５つと考えて良いと思いますよ。

今、続編の新作を読んでいるところです。