くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉 (PHP文庫) の感想

ぱらぱらとめくっては、ふと手が止まったところを読んでいます。
老子・荘子の言葉の世界観を分かりやすく教えてくれます。
なるほどね・・・思って、プーサンや仲間のほんわかしたイラストでクスッと笑って、ちょっと前向きになれるような気がします。

いつも片隅に置いておきたい一冊です。

まさか、古典の老子と荘子が「くまのプーさん」のイラストで紹介されるとは。
これは衝撃的な事です。改新的な素晴らしい本でしょう。

本物の漢文などを見させられても勧められても普通の人は興味すら持てない。挑戦しても数ページで挫折してしまうようなものを中学生でも理解可能な文章で教えてくれる。もっとも中学生は中々この本を読むきっかけがないだろう。

古典＝人類最大の英知が詰まった本。よってこの本は読む価値があるかと思います。

内容は☆５つですが「眠れる宝」過ぎて表紙もあまりに可愛く、ただのメッセージ本に見えてしまうのでひとつ減らします。
こんな凄い内容の本がこの表紙だと多くの人がスルーしてしまうでしょう（汗）