街道をゆく (6) (朝日文芸文庫) の感想

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参照データ

タイトル街道をゆく (6) (朝日文芸文庫)
発売日販売日未定
製作者司馬 遼太郎
販売元朝日新聞社
JANコード9784022601766
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 日記・書簡 » 日本文学

購入者の感想

江戸時代の島津氏による侵攻、明治時代の琉球処分、昭和に入っての第二次大戦とそれに続くアメリカによる統治。これら沖縄が背負う重い歴史とコントラストを描くように、熱く照りつける太陽、はるかに青く澄んだ海原、風土そのままに暖かな人々の気風は、訪れる者をたちまち虜にします。司馬氏は、沖縄が内包するこの「陰」と「陽」を、旅行記であると同時に沖縄史でもある一冊の書籍の形に昇華させました。どちらに偏ることもない、この絶妙のバランス感覚に、氏の真骨頂が表されています。南国特有の軽妙な空気を味わいながら、沖縄の歩んだ道をトレースできる、贅沢な一冊です。

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