愛あればこそ の感想

シンガーソングライターとして…夢を諦めずに40年近くもずっと歌い続けた[梅原司平さん]
一度はメジャーデビューを果たすも…[売れない歌手]となり…それでも「私には唄うことしかなかった」と…（ご本人の弁）。
作詞作曲された150余曲の中から…このCDに収録されたのは、選りすぐられた13曲（＋ﾎﾞｰﾅｽﾄﾗｯｸ）…どの曲も…どの歌詞も…語られる言葉も…司平さんの優しさは、大きな翼の元で羽を休める小鳥のような…包み込まれる温かさいっぱいで、聴く者の心に心地よく響く！

コンサート会場では聴くだけではなく、一緒に大きな声で歌うこともある。ライトがアップされた時、ステージから唄っていない人が見えると…最後の一人が口を開くまで…強要される？？？(笑)　　涙を流しながら聴き入っていた人までが、泣きながら一緒に唄っている光景は微笑ましく、素晴らしい！
だが…決して楽しい曲だけではない、時には、胸が締め付けられるような魂の叫びすら…　

「折り鶴」・「愛あればこそ」・「人として」は、中高生の合唱コンクールに採用されても…過去に採用されたどの曲にも決して引けを取らないと思う。
音楽の先生…是非一度…！　聴いてみてください。
そして…先生が・大人が…生徒の心をつかんで離さないように、見えない未来に不安いっぱいの生徒が…大人を信頼できるような…そんな授業が行われることを切望！