インペリアム ローマ ~ゴールドエディション~ 日本語版 [ダウンロード] の感想

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参照データ

タイトルインペリアム ローマ ~ゴールドエディション~ 日本語版 [ダウンロード]
発売日2013-02-22
販売元ズー
機種Windows
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » PCゲーム » シミュレーション » 都市開発

購入者の感想

もともとそれなりの値段だったソフトの廉価版(しかも拡張キットつき)ということで値段以上の内容です。
日本ではあまり馴染みのないローマ帝国がテーマなので敷居が高いようにも思えますが、内容は至って普通の都市建設シミュレーションで難易度は低め。
プレイヤーは総督となってアンティオキアやハドリアノポリスのような実在のローマ帝国の都市を建設しますが、ゲームモードには元老院の指示に従ってミッションを次々クリアしながらローマ帝国の歴史を追っていくものと、ただひたすら一つの都市を建設(要するにフリーモード)があり、プレイスタイルによって楽しみ方も変わります。
一応、蛮族の侵入などちょっとした戦闘もありますが、あくまで都市建設が主体のゲームなので全く難しくありません。
全体的に難易度が低いゲームですが、かと言って無計画に都市建設を行うと市民の要求に答えられないという事態に陥ります。もちろん、市民を追い出して街並みの再設計ができますが、このゲームの市民は一人ひとり名前があり、都市で働いて生活している様を見ることができるので愛着がわいて立ち退きをためらうかもしれません。
簡単なようでこだわればなかなか頭を使い、一つの都市を造り上げた時の達成感はかなりのものがあります。非常に良いゲームです。

難易度ややり込み度としては、
相当にヌルいゲームであるのは確かで、
ジャンルとしてのリアルタイム戦略系(RTS)になるのでしょうか。

でも。極めて、プレイヤーの立場が明確なゲームだと思います。
やることが絞られていますので、初心者でも
「はて? ここからは何をしたら良いんだろう」と思わされるようなことも無く
目標に向かって進めるかと思います。

プレイヤーの立場は、基本的に「ローマ帝国 属州総督」ということになるかな。
歴史上、軍権のある総督(皇帝勅命)と軍権の無い総督(元老院任命)では相当に
立場と権威が違ったそうですが、このゲームでも、軍隊系のコマンドが一切封じられた
マップとか出てきます。まー、そういうマップでは、周辺勢力が友好的なので問題ないでしょう。

しかし、このゲーム、ヌルイかと思えば、妙に歴史的事実に沿っていたり面白いです。
例えば、前述の軍権にしても、周辺蛮族の平定が必要な地域や、拡大を目指している地域には
軍権のあるしかも有力な総督が送られたそうですから、ある意味史実にきちんと沿っているのかも。
逆に下層自由民には無償配布のパンと豚肉を貪り、無料の娯楽(公園や闘技場、劇場など)のみで
下級の住宅において日々をただ怠惰に生きる人も・・・(苦笑)
まー、偉い人ほど苦労するローマの政治形態は、ある意味今の政治より健全かも知れないですね(笑)

プレイヤーの立場が明確だと言ったのは
本当に総督としての・・というか、上部からの命令しか出来ないからです。
これが逆に、プレイのしやすさ、逆に言えばヌルさに繋がっています。

同じようなシリーズや、あるいはシムシティ等に代表される、細密な指令は必要ありませんし
まー出来ないんですけど(笑)
でも・・ある意味、それが正常なんじゃ?と思います。

土地の傾斜を吟味し、市民の動線を予想しつつ道路や公共設備を建て
周囲への影響を考慮しつつ、土地の価値と将来性にも配慮を持つ。

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