残酷な20年後の世界を見据えて働くということ の感想

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参照データ

タイトル残酷な20年後の世界を見据えて働くということ
発売日販売日未定
製作者岩崎 日出俊
販売元SBクリエイティブ
JANコード9784797380453
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓

購入者の感想

未来はどうなるか分からない。「恐らくはこうだろうな」といった程度の話である。

これに対して、著者は「だからこうしなさい」と断定する態度を取らない。

一人ひとり生き方は違う。自分で考えて答えを見つけるべきだ。

だから著者はいろいろな例を提示して、「あとは自分で考えなさい」と迫るのみ。

世の中には「プレゼンはこうしなさい」、「マッキンゼーではこうしている」といったハウツーものが出回っている。

そうしたハウツーもの的な答えを期待してこの本を手にした読者には「失敗を恐れるな」と言っているだけの本書は消化不良に陥るかもしれない。

しかし私にはこの本に出てくる多くの人たちの生き方は大変参考になったし、勇気づけられもした。

未来は自分でつくる。自分の頭で考えながらこれから先を生きていこうと思った。

ここから先の時代はマイナス思考とかやる気が出ないとかの時代ではなくなると感じています。
そういう意味ではこの本の逃げ切れない世代へと言うのがまさにぴったり。
甘えと依存では生きていけない時代に突入するわけですから自ら生み出し
自ら生産性を上げていく、そんなプロが集まる個の時代になると感じます。
個が集団を成していかなければ生きていけないのだから。

若者が就職や転職を考える際、様々な事を考えるはずです。
本書は、自身も外資系への転職と起業を経験した著者が、そうした若者たちに贈るアドバイスとメッセージです。
「こうすれば良い」という正解が無いなかで、いろいろ悩む事も多いと思いますが、そうした際のヒントが本書には多数散りばめられています。
20年後に世の中がどう変わり、どの産業や企業が栄えているだろう?就職に際して誰でも考える事でしょうが、学生が自分で考えてもなかなか将来の事はわかりませんよね。そうした時には、本書が考えるヒントや道筋を示してくれます。
後半は、外資系企業、転職、起業といった事柄について、筆者の体験なども交えて様々な視点からの記述が豊富に盛り込まれています。
20代、30代のビジネスマン、ビジネスウーマン、および予備軍の学生には、是非読む事をお勧めします。
ただ、本書の題名からも推測される通り、40代以降の方には、あまりお役に立たないかも知れません。御注意下さい。

「残酷な‥…」という少々悲観的なタイトルにもかかわらず
読み終わってみると、むしろ未来に何が起きるんだろう、という「わくわく感」が残った。
 若者が減り高齢者が増える日本‥…と始まるのだが、その日本に留まらず海外へ飛び出して行く若者が出てくる。
そうそう年功序列の社会が変わりつつある今の若者はずっと自由に自分の能力を発揮できるのだろうな、
と考えながら読んでいると、昭和の国鉄で新幹線を通すことに活躍した十河氏が何とも型破りな人物であったらしい
逸話が出てくる。
 著者を含め、興味深い人々のエピソードを楽しく読ませながら、今どう行動するかが未来に繋がっているということに
思い至らせられる。

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