ニンジャスレイヤー ピストルカラテ決死拳 (キョート殺伐都市 # 5) の感想

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参照データ

タイトルニンジャスレイヤー ピストルカラテ決死拳 (キョート殺伐都市 # 5)
発売日販売日未定
製作者ブラッドレー・ボンド
販売元KADOKAWA/エンターブレイン
JANコード9784047293625
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学

購入者の感想

相変わらずの、タイトルを一瞥しただけでドゲザしか出来ない言葉のセンスが素晴らしい。
「ビストルカラテ」…… 問答無用で伝わってくる「なんだかよくわかんないけどすごい!」感は、昭和時代の総天然色映画のイラストポスターに通じるものがあると思う。

そしてさらにすごいのは、読んでも「なんだかよくわからないけど、すごいことだけは判った!」という、謎の充実した読後感が得られることだ。

閑話休題。
独自の言語使い、表記にどうしても注目が集まるけれど、物語自体は恥ずかしくなるほどに王道を貫いている。だから「イヤーッ!」の連続だけでも読み進めることが出来るのだけど、その「王道のお約束」が飲み込めていないと (また、容認できる人でないと)、このシリーズは少しも面白くないと思われる。
……時代劇、特撮が嫌い、駄目だ、という人には向かないかも。

※4/16追記※
読み返してふと思ったこと。
「登場人物が食事をしている場面が、後々の展開における重要な伏線であったり、物語のターニングポイントとなっている。これは、宮崎アニメ(脚本)の重要な文法だ」ということをシナリオライターの知人に聞いたことがあった。
そういえばニンスレにおいての食べ物は、いつも冷たいor常温のものである。スシとかオハギとか。
そんな中、シキベ=サンの作るトーストとコーヒーはいつも温かいものだし、荒野の三忍でも、たき火を囲んで温かいチャを飲んでいた……というのは、なにやらアトモスフィアめいたものがあるなあ、と。
ただのヘッズの思い込みと言えばそこまでなのだけど。0

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