L -エル− の感想

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参照データ

タイトルL -エル−
発売日2015-08-31
製作者Acid Black Cherry
販売元KADOKAWA/エンターブレイン
JANコード9784047306417
カテゴリ文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » あ行の著者

購入者の感想

今日発売日。TSUTAYAさんで買いました。
最後の手前ぐらいまで読んだ感想ですが・・・。感動です。
Acid Black Cherry 4枚目のコンセプトアルバム「L-エル-」の書籍版ですね。アルバムについているコンセプトストーリーブックに色々な追加エピソード、絵などを加えて出来上がったのがこちらです。

ここからはネタバレになるかもしれませんがご了承ください。
先ほども言いましたが感動しました。
女の子にとってこのストーリーに出てくる男性陣はオヴェスを除いて、「身勝手だ、女の子をいいように扱っている、こんなやつとは付き合わない」などと色々浮かんでくると思いますが実際男の自分でも見てみるとわかる気がするなぁと実感しました。
yasuさんは曲もそうですがこのストーリーを読んで思ったのが「女性目線」の物語を作るのが本当にうまいですね。まるで本当に女性のようです(笑)
エルちゃんはすごく優しい子です。子供から大人になってからは色々な男性と絡むようになってきますがエルちゃんは薔薇色の人生が欲しいがために体を受け入れてしまう。これホントに男性が書ける物語でしょうか。
同時にこの物語のもう一人の主人公の男の子「オヴェス」。エルちゃんが自分の事を初めて受け入れてくれた人物となった為エルちゃん一途で優しい男の子です。題名が「L-エル-」となるためエルちゃん主体の物語ですがオヴェスの心情もところどころページに描かれています。顔に痣があるため街の皆からは冷たい目で見られているというような文章が書かれていますがページをよく見てみてください。イケメンですよ!!

このエルちゃんとオヴェス両方の物語でこのストーリーが進んでいくという一冊で2個美味しいというわけなんですね。

さて、ここからは追加エピソードについて語っていきたいと思います。
今回色々と追加されている絵やセリフなどもありますが、その中でもエルちゃんの看護学校時代のエピソードが追加されています。yasuさんはJanne Da Arcの時代から色々なキーワードで曲を作っています。「虐め、虐待、誘拐、DV」など色々ありますよね。この物語でのキーワードといえばアルバムに収録されてる「Greed

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