『涼宮ハルヒの消失』で英文法が面白いほど身につく本 の感想
参照データ
タイトル | 『涼宮ハルヒの消失』で英文法が面白いほど身につく本 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 谷川 流 |
販売元 | 中経出版 |
JANコード | 9784806146773 |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英文法・語法 |
購入者の感想
「憂鬱」で英単語を勉強するという、このシリーズの前の参考書(「涼宮ハルヒの憂鬱で英単語が面白いほど身につく本」)の出来が良かったので買って見た。英文法の参考書としては、良く出来ているが、涼宮ハルヒ成分(というか長門有希成分か)はあまりない。
前著の英単語の本の場合は、抄録とはいえ筋を追えるだけの英文があり、物語としての長文を読みながら、その中の単語を覚えていくという、ある意味王道のものであった(英文内以外の関連語も多かったが)。しかし、この文法の本は、「消失」から採っているとはいえ、ぶつ切りの短文であり、長文を読むことはない。また、その短文も物語の筋の順ではなくランダムに採られているため、よほど(小説の)「消失」を読み込んでいている人でなければ、「消失」で学んでいるという感じはしないと思われる(アニメだけのファンは駄目だろう)。そのため、「俺は長門好きだから、他の英文法の本では駄目だったけどこの本なら楽しく勉強できるかも」というようなことは、あまり期待できない。
ただ、英文法の参考書としては、分かりやすいし、色使いなども見やすい。決して「消失」人気にあやかっただけで中身がない、ということではなく、ただの英文法の本としても薦められる。涼宮ハルヒシリーズ(アニメでなく原作の小説)のファンなら、買って損はないだろう。
前著の英単語の本の場合は、抄録とはいえ筋を追えるだけの英文があり、物語としての長文を読みながら、その中の単語を覚えていくという、ある意味王道のものであった(英文内以外の関連語も多かったが)。しかし、この文法の本は、「消失」から採っているとはいえ、ぶつ切りの短文であり、長文を読むことはない。また、その短文も物語の筋の順ではなくランダムに採られているため、よほど(小説の)「消失」を読み込んでいている人でなければ、「消失」で学んでいるという感じはしないと思われる(アニメだけのファンは駄目だろう)。そのため、「俺は長門好きだから、他の英文法の本では駄目だったけどこの本なら楽しく勉強できるかも」というようなことは、あまり期待できない。
ただ、英文法の参考書としては、分かりやすいし、色使いなども見やすい。決して「消失」人気にあやかっただけで中身がない、ということではなく、ただの英文法の本としても薦められる。涼宮ハルヒシリーズ(アニメでなく原作の小説)のファンなら、買って損はないだろう。