トライアングル(通常盤) の感想

このアルバムを購入してから何十回も聴いています。でも、全然飽きません。
シングル曲はもちろんいいんですが、「edge トライアングルmix」の圧倒的な破壊力と高揚感、「NIGHT FLIGHT」の80年代風テクノサウンド、「Kiss and Music」のシンプルでファンキーな感じ、「Zero Gravity」の夏らしい爽快感、「I still love U」のキャッチーなメロディ、「Speed of Sound」のダンサブルなサウンド、みんないいです。
でも、特に好きな曲は、「The best thing」。これは何度聴いても胸が締め付けられます。歌詞もいいです。そして、「願い（Album-mix）」。この曲の歌詞もいい。自然と感情が高まって、泣きそうになってしまいます。
それから、音質がまた最高です。ちゃんとしたオーディオで、バカでかい音で聴くと気持ちよくて、トリップしてしまいます。
基本、Perfumeの音楽は中田ヤスタカとのコラボレートです。でも、どの曲もちゃんとPerfumeという音楽になっています。多分、３人のボーカルがそう感じさせるのでしょうね。
声の加工については、多分、賛否両論あると思います。でも、他のアーティストの加工されたボーカルを聴いても、Perfumeほどにはときめかないんです。なぜなんでしょうね。３人の歌声には何か強力に人を引きつけるものがあるような気がします。
Perfumeを聴いていると、純粋に音楽を好きだった自分に戻れる気がします。ああ、そうだった、オレはこんなに音楽が好きなんだ、と改めて感じました。
Perfumeがアイドルでもアーティストでも何でもいい。ただ、自分にとって、他にこれほど夢中にさせてくれる音楽はありません。
こんなアルバムが売れるっていうのは、日本もまだ捨てたもんじゃないです。ちょっと感動しました。