サイレント・ニーズ――ありふれた日常に潜む巨大なビジネスチャンスを探る の感想

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参照データ

タイトルサイレント・ニーズ――ありふれた日常に潜む巨大なビジネスチャンスを探る
発売日販売日未定
製作者ヤン・チップチェイス
販売元英治出版
JANコード9784862761774
カテゴリ »  » ジャンル別 » コンピュータ・IT

購入者の感想

冒頭に「あなたが将来のビジネスに備えるための武器が手に入るということだ。」という文章があります。
実際に読み終えてみて、普段見慣れた景色がちょっと変化したのを感じることができました。さまざまな国で、それぞれが当たり前のように過ごしている日常の中に、あらゆる意味があるのだと気づかされます。
その意味に気づくことは、おそらく特別な能力ではなく、ちょっとしたものの考え方の変化を起こすことで簡単にできるようになるのだと思います。

私は今学生ですが、学生にはもちろん、きっと様々なビジネスをされている方にも、ヒントになるようなものの見方が書かれていると思います。

今後期待される途上国でのビジネスなどにも応用できる視点がたくさん書かれていて参考になります。
このような緻密な分析とものの見方が、これまでになかった新しい価値を生み出すきっかけになると感じました!

仕事関係で回し読みし、おもしろかったので書店で買った。
著作そのものについては、これまでありそうでなかった視点を提供してくれている良書だと思う。
指南書ではないが、さりげない日常を、これまでとは少し違った視点で見るようになった自分がいる。
ちょっとした気づきを得たような気がする。

ただし、翻訳に問題がありそうだ。文章はとてもスムーズで、一見上手なのかと思うが、
ところどころ、誤訳の匂いがプンプンする。
私は誤訳指摘マニアではないし、原書と照らし合わせたわけでもないが、
それでもおかしいとわかるくらいおかしい文章があるのだ。1つだけ挙げる。 

「ヤシの木の船に自転車をつないで『モスキートコースト』、つまり密林の森をおっかなびっくり航海したこともある」(p12)

これは一体????? 船で森を航海とは、空飛ぶ船と自転車か? ETのイメージか?
なぜこんな文章が編集をすり抜けてしまうのだろう? 読者を馬鹿にしないでほしい。

しかし……もっと恐ろしいのは、たった今レビューを書きに来て、
翻訳者本人による、見ている方が恥ずかしくなる自作自演レビューを発見してしまったことだ。
どれがそうかはざっと見ればすぐわかる。 
さらに、彼の他のレビューをのぞくと、彼のもう一作品しか載っていない。

本の内容自体は良いのに、本当に残念だ。

この景気、実際に回復しているのかどうか。
いまだに議論百出の日本経済だが、
アベノミクス効果なのか、
一部の業界ではそれなりの「兆し」を感じ取っているようだ。
だとすると、ここのところ、小売流通業界でたびたび
話題に上っていた個人消費に関するキーワードも、
もしかするとこの「兆し」と無縁ではないのかもしれない。

たとえば、目立ったところでは、価格比較サイトを事前利用して
売場に来店するという消費トレンドにまつわるO2O。
あるいは、あとでふれる「(劇症型)ショールーミング」や
「オムニチャネル」などなど。
やはり、いずれもどこか個人消費に関連したテーマだ。

メディアもこれらの用語を多用していた印象がある。
新しがり屋のミーハー・マーケッターたちも、
何かに取りつかれたようにこれらのキーワードを連呼していた。
(彼らの一部が「(劇症型)ショールーミング」現象について
実に表面的な解釈しかできていなかったという点については、
このあとでふれる。)

思い返せば、それは何かまるで消費の現場に
新時代でも来るかのようなトーンであったような気がしないでもない。
これも、それなりの「兆し」ゆえだったのだろうか。

この「兆し」だけを理由にするものではないにせよ、
小売流通業界の大手の動きはここへ来て確かに際立っている。
現に、2014年初春、上記の消費動向に対応するため
(と思われる)組織改変やパブリシティ活動は一挙に本格化されている。

議論から組織行動へ。
助走からスパートへ。
とりわけオムニチャネル稼働への熱気は急激に高まったかのようだ。

こうなってくると、「兆し」ばかりではなく、
小売流通業界がこれほどまでに急激に変革に踏み切った
(踏み切らざるをえなかった)その真因に、俄然、興味がわいてくる。
理由はひとつとはかぎらず、いろいろと考えられるだろう。

この景気、実際に回復しているのかどうか。
いまだに議論百出の日本経済だが、
アベノミクス効果なのか、
一部の業界ではそれなりの「兆し」を感じ取っているようだ。
だとすると、ここのところ、小売流通業界でたびたび
話題に上っていた個人消費に関するキーワードも、
もしかするとこの「兆し」と無縁ではないのかもしれない。

たとえば、目立ったところでは、価格比較サイトを事前利用して
売場に来店するという消費トレンドにまつわるO2O。
あるいは、あとでふれる「ショールーミング」や
「オムニチャネル」などなど。
やはり、いずれもどこか個人消費に関連したテーマだ。

メディアもこれらの用語を多用していた印象がある。
新しがり屋のミーハー・マーケッターたちも、
何かに取りつかれたようにこれらのキーワードを連呼していた。
(彼らの一部が「ショールーミング」現象について
実に表面的な解釈しかできていなかったという点については、
このあとでふれる。)

思い返せば、それは何かまるで消費の現場に
新時代でも来るかのようなトーンであったような気がしないでもない。
これも、それなりの「兆し」ゆえだったのだろうか。

この「兆し」だけを理由にするものではないにせよ、
小売流通業界の大手の動きはここへ来て確かに際立っている。
現に、2014年初春、上記の消費動向に対応するため
(と思われる)組織改変やパブリシティ活動は一挙に本格化されている。

議論から組織行動へ。
助走からスパートへ。
とりわけオムニチャネル稼働への熱気は急激に高まったかのようだ。

こうなってくると、「兆し」ばかりではなく、
小売流通業界がこれほどまでに急激に変革に踏み切った
(踏み切らざるをえなかった)その真因に、俄然、興味がわいてくる。
理由はひとつとはかぎらず、いろいろと考えられるだろう。
複雑かつ複合的な理由である可能性もある。

一種のマーケティング/コンサルティングの実践記録ともいえるが、内容が異質で面白い。何より読みやすく、翻訳本とは思えないほど流れるように読め、且つ、頭に入りやすい。著者のユニークな視線・体験と、翻訳者の類い希れな言語力・知見が相俟って、読みやすくエキサイティングな本に仕上がっている。0

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