町工場の娘 の感想

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参照データ

タイトル町工場の娘
発売日販売日未定
製作者諏訪 貴子
販売元日経BP社
JANコード9784822250560
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA » 起業・開業

購入者の感想

TV放映が開始されたので、本を購入。経営者として、基本に戻る意識を改めて認識しました。
また、頑固な(笑)職人さん達との交流、心が通い合う過程をどう見るかは、
これから伸び盛りの若い人たちにとっては人生における成長に繋がる大きなヒントとなりますので、
TV、本を見る価値があると思います。
主人公が女性だから、、、ではなく、感動しました ♪♪

「主婦から町工場の社長に」と聞くとちょっとびっくりしますが、この本に書かれた著者の生い立ちを見れば、なるべくして社長になった人だということが分かります。夭折したお兄さんの代わりとして幼いころから男の子のように育てられ、先代社長であったお父さんの薫陶を受けながら、大学では工学部に学び、社会人となって製造業の現場で2年間働いたという前提がなかったら、普通の主婦がいきなり町工場の社長になることはできなかったと思います。
著者が社長となってから経営の現場で実践した手法はどれも共感できるものばかりで、「私もこんな職場で働けたら」という気持ちを強く持ちましたが、誰でも彼女の真似ができるかといえば、おそらくそうではなく、著者の持ち前の明るさと仕事に対する強い信念なしにはなしえないことだと感じました。
また10年後、20年後の続きをぜひ聞かせてほしいものです。

冷静にみるとすごいところと平凡なところが
あります。

すごいところ
*社長就任後すぐにリストラをしながら、
 その後、社長中心に全員一丸となった
 会社つくりができたこと、人望・本人の志がすごい。

平凡なところ
*生産システム導入等 町工場に大企業の方法を
 取り入れて(まねて)、改善したこと。
 町工場ならでは改善ではありません。
*製品の特異性に恵まれた。
 他者に負けない品質を持っている会社は強い。
 これがあってこそ成功するのであって、
 これは 社長の手腕だけではありません。
 
本書は社長の手腕を絶賛するものでも、けなすものでもありません。
女性であろうがなかろうが関係なく、町工場の浮き沈みは多々あり、
成功事例としておもしろく読みました。

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