ゆかいな理科年表 (ちくま学芸文庫) の感想
参照データ
タイトル | ゆかいな理科年表 (ちくま学芸文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | スレンドラ ヴァーマ |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480091758 |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » 科学 » 科学史・科学者 |
購入者の感想
科学における発明・発見(全190項目)について、各項目あたり見開き2頁で手短に解説しています。教科書に載っている基本事項も載っていない"ガセネタ"も、発見当時に「科学的発見」と扱われた重要事項であればとりあげて説明しています。本書を通読すると科学(数学・物理・化学・生物・地学・天文学 )がどのように発展してきたかが分かります。つまり、その歴史は紆余曲折そのものです。昔の人が大真面目に考えていたことも、今の私たちには可笑しくてしようがないモノもあります。でも、現在の我々の知見も未来の人間から見たらきっと笑われるんだろうなぁ、とも気づくわけですね。「科学はエラーの自己修正過程である」(カール・セーガン)を常に意識し、謙虚にならないと…と褌を締直しました。
そういうことはさて置いても、トリビア・ネタ集として気軽に読める本です。科学一般・科学史にある程度通じている読者がザッと読む分には楽しめますが、科学入門書の代わりにはならない本だと思いましたので、少し厳しい目かもしれませんが、この評価としました。(図が全くなく、文章だけ続くところからして、たぶん一般受けはしないかと)
本書のようなトリビア・ネタを楽しめる方は、例えば「アシモフの雑学コレクション」や「ヘウレーカ!ひらめきの瞬間―誰も知らなかった科学者の逸話集」なども面白いと思われるかもしれません。
そういうことはさて置いても、トリビア・ネタ集として気軽に読める本です。科学一般・科学史にある程度通じている読者がザッと読む分には楽しめますが、科学入門書の代わりにはならない本だと思いましたので、少し厳しい目かもしれませんが、この評価としました。(図が全くなく、文章だけ続くところからして、たぶん一般受けはしないかと)
本書のようなトリビア・ネタを楽しめる方は、例えば「アシモフの雑学コレクション」や「ヘウレーカ!ひらめきの瞬間―誰も知らなかった科学者の逸話集」なども面白いと思われるかもしれません。