病気にならない女性は「カタカナ食」を食べない──人生が好転し始める「1食100円」の美的メンテナンス48 (講談社+α新書) の感想

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タイトル病気にならない女性は「カタカナ食」を食べない──人生が好転し始める「1食100円」の美的メンテナンス48 (講談社+α新書)
発売日販売日未定
製作者幕内 秀夫
販売元講談社
JANコード9784062727372
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » クッキング・レシピ » 節約レシピ

購入者の感想

一見まともに見えるが、注意深く読むとおかしなところがある。

p84 20 食の快楽は「別腹」で楽しむ・・・・三度の食事をしっかりとり、「快楽」の部分は別腹で楽しむ。害はありません。
・・・別腹なんて人間にはない、観念的なものだ、牛なら4つもあるが、人間は一つだ。
三度の食事をしっかりとり、別腹?で食べれば・・・カロリーオーバーで太るに決まってる、これは害だろう。

p116 (たとえば、チャーハンのように油使ったものと比べ)、ご飯やおにぎりはそんなに多く食べられない
・・・食べざかりの子供がご飯だけで何杯もおかわりするし、おにぎりだって何個も食べる。自分に都合のいいように捻じ曲げて考えている。

p87 ホテルのバイキングで主食にごはんを選んだ人は(デザート類)そういうものはほとんど食べていません。
・・・自分もそうだが、周り見ててもテーブルに、いろんな食べ物いっぱい持ってきて食べている。しっかり周り見ないで、自分でそう思い込んでいる。

(ごはん食では)体重が少し増えた分は、スポーツしたり、からだをよく動かしたりするのが上手な付き合い方です。
・・・、少しどころかどんどん体重が増える。それにスポーツどれだけやればいいか書いてないし、第一スポーツでそんなにカロリー消費できないのは著者も知ってるはずなのに、こういう書き方をする。

p116 太る原因は砂糖です。
・・・・栄養学学んだ栄養士の著者が言うのは変。ごはんなど炭水化物は体内でブドウ糖に代わるぐらい知ってるはず。
炭水化物(糖質)が太る原因、砂糖はそのうちの一食品。

きわめつけは
p98 ごはんを食べると太るというのは大きな誤解です。
・・・・上記のとおり、3食きちんと食べていれば、口にしたときの甘さに関係なく炭水化物は体内でブドウ糖に変わり肥満の原因になる。

筆者は20代前半、朝食を摂らない生活を続けていた。
現在48歳だが、29歳で結婚するちょっと前からまともに摂るようになった(この頃から有酸素系の運動を本格的に始めた)が、ちょうど昼頃に空腹感を覚えるという量を朝食で摂れるのが習慣化されるまで、ざっと20年弱かかっている。
それほどまでに食の習慣というのは時間がかかることなのだと最近実感している。

女性が成人後に本書で指摘されているような食事内容を20年も続けていたら確実になんらかの病気になるだろうとおもうと空恐ろしい。
内容は細かく記さないが、警告として再三本書に書かれている。
巻末に一週間のメニューが載っているが朝夕はご飯にみそ汁が基本でパンやパスタは週に一回のみ。

2時間程度の有酸素運動ならご飯をキチンと食べていたら途中で補給食は要らない。食品業界は「カーボンローディング」といって小麦食を勧めるが、みそ汁などでしっかりと塩分を摂っていれば1時間程度の有酸素運動なら計画的な水分補給も必要ないくらいだ(競技になると話は別だが)。

ご飯は無農薬、無化学肥料、無除草剤の米(合鴨農法など)で、みそ汁の味噌は同じく国産のも。あとはひと切れの魚と漬け物でもあれば十分。
有酸素運動なら2時間前までにこれらの食事を摂ればいい。同時にとても優れたダイエット法であることは間違いない。

カタカナ食を減らすのは分かりやすい健康食への道だなと思います。
けれど、ごはんをメインの食事にしたら、太ってしまいました。

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