8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識 の感想
参照データ
タイトル | 8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 川端 裕人 |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822274382 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 睡眠 |
購入者の感想
三島氏の専門性を川端氏がインタビューを通じてうまく噛み砕いた本。
最初は川端氏の噛み砕き方が冗長でもうちょい専門的な内容を簡潔に…とお願いしたくなったが中盤以降はサラサラと読めた。
内容は睡眠についての最新の知見が概説されており例を挙げると
・体内時計25時間周期説は1960年代の古い研究(照明つけっぱ)。
・体内時計は平均24時間10分。個人差があり、長い人ほど夜型にずれ込んでいき調整が大変。
・8時間睡眠説は根拠無。年齢によって必要な睡眠時間は変化(高齢では6時間台でOK。幼少期はかなり必要。)
・同様に睡眠スタイルも年代、加えて環境や疲労によって変化。そのため個人の必須睡眠時間の特定は未だ困難。
・横になってれば寝れる、は不眠症対策では最悪の対応。
などなど。そのほか現代人の睡眠傾向の統計も載っており生活のヒントになる点も。
統計によると昔に比べて徐々に就寝時間が後ろ倒しになっているようだ。(でも起きる時間は決まっている…)
なんとなく知ったつもりになっていてもやはり専門的な知見や統計は素人では手が出難いわけで、
読んでおいて良かったなと思う一冊でした。
最初は川端氏の噛み砕き方が冗長でもうちょい専門的な内容を簡潔に…とお願いしたくなったが中盤以降はサラサラと読めた。
内容は睡眠についての最新の知見が概説されており例を挙げると
・体内時計25時間周期説は1960年代の古い研究(照明つけっぱ)。
・体内時計は平均24時間10分。個人差があり、長い人ほど夜型にずれ込んでいき調整が大変。
・8時間睡眠説は根拠無。年齢によって必要な睡眠時間は変化(高齢では6時間台でOK。幼少期はかなり必要。)
・同様に睡眠スタイルも年代、加えて環境や疲労によって変化。そのため個人の必須睡眠時間の特定は未だ困難。
・横になってれば寝れる、は不眠症対策では最悪の対応。
などなど。そのほか現代人の睡眠傾向の統計も載っており生活のヒントになる点も。
統計によると昔に比べて徐々に就寝時間が後ろ倒しになっているようだ。(でも起きる時間は決まっている…)
なんとなく知ったつもりになっていてもやはり専門的な知見や統計は素人では手が出難いわけで、
読んでおいて良かったなと思う一冊でした。
ナショナル・ジオグラフィックでの著者のインタビュー記事で興味を持ち、この本も購入しました。
この頃の睡眠本は「〇〇だけでOK!」「〇〇法」といったアオリが多い印象ですが、この本はより実践的で、科学的な裏付けのある内容だと感じました。
それでいて分かりやすい表現での対談方式なので、するすると読めてしまいます。
様々な睡眠の「常識」について、専門家ならではの最新データをもとに、目からウロコのいい意味での裏切りがぎっしりで、「えっ、そうなの!?」と何度もびっくりしました。
睡眠改善への実践アドバイスでも、均一に「これだけ」としないで、働く人、こども、高齢者、などケースバイケースにポイントを絞ってくれているのもすごく役に立ちました。
実際にいくつかアドバイスを実践してみましたが、今までと同じ睡眠時間でも少しぐっすり感が良くなったように感じました。簡単にできることが多いのも良かったです。
睡眠に悩む方、最新の睡眠に関する知見を得たい方、など色々な方にお勧めできる本です!
この頃の睡眠本は「〇〇だけでOK!」「〇〇法」といったアオリが多い印象ですが、この本はより実践的で、科学的な裏付けのある内容だと感じました。
それでいて分かりやすい表現での対談方式なので、するすると読めてしまいます。
様々な睡眠の「常識」について、専門家ならではの最新データをもとに、目からウロコのいい意味での裏切りがぎっしりで、「えっ、そうなの!?」と何度もびっくりしました。
睡眠改善への実践アドバイスでも、均一に「これだけ」としないで、働く人、こども、高齢者、などケースバイケースにポイントを絞ってくれているのもすごく役に立ちました。
実際にいくつかアドバイスを実践してみましたが、今までと同じ睡眠時間でも少しぐっすり感が良くなったように感じました。簡単にできることが多いのも良かったです。
睡眠に悩む方、最新の睡眠に関する知見を得たい方、など色々な方にお勧めできる本です!