「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書) の感想

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タイトル「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書)
発売日販売日未定
製作者大沼 保昭
販売元中央公論新社
JANコード9784121019004
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » NGO・NPO

購入者の感想

この本に興味を持ったのは、著者の男性が女性問題である「従軍慰安婦」の問題をどんな動機付でどんな考えで扱ったのかに関心をもったからである。
著者の男性を通じ、現代の男性中心社会の日本がどのように従軍慰安婦問題を考え扱うのかがうかがわれる一冊だと思う。この内容なら、すぐ読めるし、図書館で借りて読んでもいいと思う。

朝日新聞問題でまた最近話題に上がっている「いわゆる『慰安婦』」問題。私個人として不勉強で自分の中で明確な立ち位置を確立できなかったため、勉強のために購入し、読んでみました。
私に内容としてあまり詳細に立ち入る力量がありませんが、著者の「慰安婦」問題への取り組みの誠実さがよく分かる良質な本だと思いました。左右に関係無なくありがちな上から目線で他人を断罪する態度がなく、いかに日本として日本国民として元「慰安婦」の利益に繋がる行動が取れるか真摯に考え、行動し、そこから得た反省を述べたものと感じました。
ただ内容として少々不満な点は日本(日本軍?)として「慰安婦」の制度が当時の日本の国内法にも違反していたと言う記述について、その根拠が示されていなかったのが残念です。
この本に続いて私の信頼する歴史家、秦 郁彦さんの「慰安婦と戦場の性」も購入して読み始めました。
引き続き勉強したいと思います。

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中央公論新社から発売された大沼 保昭の「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書)(JAN:9784121019004)の感想と評価
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