ハルと魔法の湖 の感想

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この世に存在するありとあらゆる現象を
自分ではない他の人・物・事のせいにできたら、
どんなに楽な気持ちになれるか・・・

それを知ってしらずかは知らないが、
「妖怪のせいなのね」という『妖怪ウォッチ』は爆発的な人気が出た。
# 「放射能」から目をつぶるためなのかはわからない。

この絵本に出てくる街は、極端かもしれないが、
日本各地に存在する、ダメダメになってしまった町
をたとえている・・・ようにしか思えない。

斎藤一人さんだったら、そういうときどうするかを
一人さん流のやり方で解決してみせる。

大人にわかるか、伝わるか、正直自信がない。
「言い訳」「常識」「偏見」の固まりになってしまっていると、
この絵本の意味はまったく伝わらない。

斎藤一人さんの一連の著作集を読んでいる人なら
はじめて、きちんとしたメッセージを受け取れるのではないか。

そういう意味でオススメ。

「親子で読めるように書いた本」とあとがきで書いているが、
むしろ若い母親等が１０歳くらいの子供に読んで聞かせる
ために書いた半分絵本のような不思議な本・・・
斎藤さんの本の愛読者には特に必要ないと思います。