Jolly Phonics Workbooks: Books 1-7 SET の感想

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イギリスの小学校で働いている者です。

私が勤めている学校では、レセプション (4〜5歳児) の子どもたちが、
一週間に3個ずつ、この本をもとに、フォニックスを学んでいきます。
まず、授業では
1: Finger Phonics Book 1 (S,a,T,I,P,N)シリーズを見て子どもたちは
その日に学習する「音」をその音に合わせたお話しと一緒に聞きます。
2: 音とアクションで学びます。
3: 今度は音に合わせて、その文字の書き方を先生が書いているのを見ます。
4: そして、このワークブックを使って、一人ひとり、文字を書く練習を行います。

1年が終わるころには、42個の音を学び終え、読むだけでなく
書くこともかなりできるようになります。

もちろん、ai, ay, a_e のように同じ音で違う綴りのものもあり、
全てが完璧に書けるわけではありません。(同音異綴のものも紹介されていますが、
あまり多くはないです。)
それでも、このフォニックスのおかげで、子どもたちは読むこと・書くことに
自信がついていますし、実際に子どもたちがこのJolly Phonics でどんどん、
読んで書く力がついていくのを目の当たりにし、驚いています。

日本で英語を習った「Janglish」を話す私も、このフォニックスのおかげで、
発音がよくなったように感じます。(例：日本語で　stone ストーン と発音
されるけれど、フォニックスを知ってからは、ストゥオゥンと発音するように
意識するようになり、通じる英語になりました。)

絵もかわいいし、イギリスの文化も学べるこの本、楽しく勉強できるのでは