戦国無双 Chronicle 3 の感想

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参照データ

タイトル戦国無双 Chronicle 3
発売日2014-12-04
販売元コーエーテクモゲームス
機種Nintendo 3DS
JANコード4988615066467
カテゴリニンテンドー3DS » ゲームソフト » アクション・シューティング » アクションアドベンチャー

購入者の感想

1、2とクロニクルシリーズはかなり面白かったので、本当に期待して楽しみにしていました。

数々の無双シリーズが出ている中で、クロニクルシリーズは自分で作成した主人公が歴史に介入して、沢山の武将達と物語を作り上げていくのに特化した作品だと思っているのですが…。

今作は、主人公は完全に蚊帳の外です。

イベントは沢山起こるのですが、どれもこれも主人公以外の武将同士の会話。たまーーーに話題をふられたりもするので、どうやら主人公もその場にはいるようですが、本当に存在感皆無です。

敵はワラワラ処理落ちもなく沸いてくるし、神速アクションのおかげで爽快感も抜群。
戦場での会話も多いので、無双シリーズとしての出来は悪くない。

でもこれは『自分の主人公が主役になれるクロニクル』。戦いをメインに、既に存在している幸村達を使って強くなっていくことを楽しむなら『クロニクル』ではなく『戦国無双』シリーズで充分楽しめます。

主人公関係なく、武将達の会話イベントを聞きたい方でしたら、この作品も楽しいかもしれません。 

主人公と他武将とのイベントを起こしながら、主役となって物語を進めて行きたかった私には、本当に残念な作品でした。

一通りストーリーとイベント会話を見終わりました。
無印・2ndは楽しくプレイしましたが、今回は不満が多くストレスになる部分が多かったです。
今作は 
クロニクルの4人切り替えシステム+戦国無双4のシステム+戦国無双3エンパイア風イベント
みたいな感じだった気がしました。
旧3DSでプレイしている感想以下箇条書き。

<良かった点>

・戦国無双4の神速システム導入。旧3DSでは敵兵表示数は前より増えたものの
 そこまで多い感じはないのでこのシステムはストレス解消になります。
・馬がボタン長押しで乗れる(ただしボタンの配置は微妙)
・直接切り替えて使わなくても武将に指示を出すだけで敵の足止めが成功しやすくなった。(ほぼ成功する)

<不満点>

・頻繁に敵武将が透明になる。
・戦場に敵が多くなるとプレイキャラの動きが鈍くなる。
・前2作と比べて味方武将が弱い。無双武将ですら雑魚兵に敗走させられる。
・ムービーが無い。
・武器のシステム
  自分の思うような武器にしようとすると非常にお金がかかる。
  しかしお金が無いので獲得したものを適当に連打してるだけでほとんど終わりました。
・主人公
  前2作と違い、武将と1対1でのやりとりが少なくおまけで居るような感じがする。
  その割には後半一人だけレベルが高い状態が続くので戦場で主人公に頼りがちだが
  どれだけ独り無双してもやっぱり皆と関わりが薄いので感情移入できない。
  正史での主人公の仕える勢力も決まっているので主人公の行動に感情移入できない時がある。
・邂逅台詞
  少ない気がした。流れ上何か喋るだろうと思って近づけても何もなかったり
  お決まりの台詞しか言わなくて拍子抜けすることが多々ある。
・無双武将のレベル
  初登場レベル5は普通に考えておかしい。後半主人公はレベル60なのに
  他の武将はほとんど10以下の時とかあってゲームとして成り立ってない。

神速アクションの導入による爽快感、敵兵表示数の増加等素直に評価出来る点はある

しかし本作はそれを覆い隠してしまうほどにレベルデザインが壊滅的なのだ
味方武将の初期階級が一律で5に設定されていて、操作出来る味方武将三人はシナリオ事に変わる為
後半にいけば行くほど高階級の主人公で強引にミッションをこなしていくワンパターンな展開になりがち
四人の武将を効率よく操作して戦況を有利に進めていくと言う本シリーズの醍醐味を完全に潰してしまっている

そもそも前作までは主人公の階級に合わせて味方武将も成長していったのでこうした問題は起こりえなかったのだ
今回あえてこういった仕様にしたコーエーの意図が何であるにせよ本作の調整には首を捻らざるを得ない

前作のChronicle2ndが非常に面白かったので購入しましたが、正直期待外れ感を否めません。

「歴史の追体験」という点は踏襲しているものの、プレイヤーが前作と違い、キャラクター達の会話やイベントをただ傍観しているだけなので、あまり感情移入してプレイできず、非常に淡白な印象を持ちました。主人公がいてもいなくてもあまり変わらない為、友好度の必要性もなくなっています。
その為、前作のような「仲間と共に戦う『燃え』」を求めると肩すかしをくらうかもしれません。

操作感に関しては前作よりも向上していますがあくまでも携帯機なので、据え置きをプレイしている人にはモッサリ感じるかもしれません。

全体的に「前作で出来たことが何故出来ない?」と言いたくなる出来に思えました。

<追記>
今回(おそらく)目玉のifのルートと茶会イベントをひと通り見たので追記。
茶会イベントはまるでファンの二次創作のようなノリのものが多く、また正史同様に主人公の介入がほとんどない為、『戦国無双のキャラクター』に余程思い入れがないと楽しめないように感じました。
ifルートの解放条件に友好度が関わっていますが、前述のように主人公の必要性が感じられず、また前作のような主人公が会話に加わる戦前・戦後イベントがほとんどないので友好度を上げようというモチベーションに繋がらず、ダルイ作業感がありました(この辺は個人差があるかと思いますが)。

もちろん前作も不満点はいくつかありましたがそれを差し引いても楽しんでプレイできました。
しかし今作は満足した点<不満が残る点なので、新規に「戦国無双Chronicle」を始めたいと思う方にはとてもオススメはできません。新しくやるなら前作・前々作の方がオススメです。

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