隠り世の姦獄 (ガッシュ文庫) の感想

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参照データ

タイトル隠り世の姦獄 (ガッシュ文庫)
発売日販売日未定
製作者沙野 風結子
販売元海王社
JANコード9784796406116
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブノベルス

購入者の感想

全く知らなかった作家でイラスト目的で購入しました。読んでみてハマりました。スピンオフ作品らしいので探してみようと思ってます。
最初のページで引き込まれました。なかなかスペクタクルな展開も楽しめます。人外BL好きにはたまらない作品です。

切ない、鬼と人の時を超えた執着愛!

「隠し神の輿入れ」という作品のスピンオフ。
私は読んでないのですが、大丈夫でした。所どころで、前作の二人も出てきますが、黒猫の藍染を抱く依冶の挿絵が可愛いかったです。
物語は、一級建築士で放火殺人の罪で死刑囚の、受け萱野(かやの)に心を慰める教誨師が付き、それが鬼の緋角で前世の記憶が無い萱野に焦れて、教誨中に毎回の様に嬲ります。熱のこもったいいシーンでした。
どうやら前世の萱野(かやの)は神が住まう社が建てられるくらいの名人で、悪い神の牢獄も作っていて、村人の鬼に対する偏見から緋角を閉じ込める社を作らせられて結果、二人で封じ籠められてしまいます。
それには色々と事情があるのですが、、緋角にとっては凄まじい苦悩だったようです。
禍津日神の思惑で五百年後の現在に緋角は解放されて、萱野は死刑囚になりますが、最後は萱野が思い出して一応ハピエンです。
人と鬼の時間の流れは違うので仕方ないですね。
途中、人外(白蛇)との他カプによる」絡みもあり、Hシーンは濃いです。鬼の性って解放的なのね?っと思わせる他の鬼を交えての
軽い感じの3pかな?というシーンもありましたが、受けの萱野が複数にというのではありませんのでご安心を。
好みもあるかと思いますが、すべて読み切れたものの、2回は読まないかなっと思いました。

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