MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2015年 01月号 の感想

あれだけいろいろな音楽を聞いてきた、
とうようさん、雄二さん、加藤和彦が自殺して数年。

音楽を出す側にも多々問題があるのだろうが、
ここに書いている誰が熱く音楽を語っているだろうか。

エージさん、ベスト・アルバムの評、クール過ぎません？
健太さん、「70歳越えの底力」って、業界が停滞しているってことですよね？
大鷹さん、昔は名前も知らないミュージシャンを紹介してくれて、
その、ほとんどが刺戟的だったのに、またN・Y（好きだけど）、ベックですか？

業界が今年豊漁か自問しつつ自らの生活を語る小野島大、
音楽ジャーナリズムに率直な疑問を投げかける宮子和眞、
我が道を行く晋也さん、真面目な詩野ちゃん（イッセイさん元気？）、
もっと、もっと、尖ってください。

賛否両論、保母大三郎の復活を強く望みます。
音楽ジャーナリズム（が、あるとすれば）は、
物議を醸し出して、ナンボではありませんか？

しかし、和洋ポピュラー音楽の一年を手っ取り早く掴むため、
忙しい人たち、毎月様様な雑誌を買う金銭的余裕のない人たちには必要な雑誌なのでしょう。
貧乏暇なしの私も、おそらく、冷えた心で、来年も買うでしょう。