このミステリーがすごい! 2015年版 の感想
参照データ
タイトル | このミステリーがすごい! 2015年版 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 宝島社 |
JANコード | 9784800234902 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 日本文学研究 |
購入者の感想
ミステリー好きな私には毎年の恒例行事のように書店で見かけたらつい購入してしまう《このミス》
年末恒例の『このミス!』の季節がやって来た。自分の興味は、ここ数年、めっきり発刊数が減少した海外ミステリー作品の動向である。
まずは、『Best10 海外編』。第1位は、ピエール・ルメートルの『その女アレックス』か!これで、今年度の六冠達成は物凄いことである。やはり、テリー・ヘイズの『ピルグリム』は読むべきか。他のBest10には入らなかったマーク・グリーニーの『暗殺者の復讐』がなんとかベスト10に滑り込んだ。マイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァーの常連組はどうしたことか。世代交代と新鋭の台頭という波乱!
『我が社の隠し玉』。ベリンダ・バウアーの新作、トム・ロブ・スミスの久々の新作が楽しみ。スティーヴン・ハンターの新作はもうすぐ。えっ!来夏、スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』の続編が出るのか!
書き下ろし短編は、大好きな柚月裕子の佐方貞人シリーズ『裁きを望む』。
今年も『このミス!』は充実してるな!これで、520円は安い!
まずは、『Best10 海外編』。第1位は、ピエール・ルメートルの『その女アレックス』か!これで、今年度の六冠達成は物凄いことである。やはり、テリー・ヘイズの『ピルグリム』は読むべきか。他のBest10には入らなかったマーク・グリーニーの『暗殺者の復讐』がなんとかベスト10に滑り込んだ。マイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァーの常連組はどうしたことか。世代交代と新鋭の台頭という波乱!
『我が社の隠し玉』。ベリンダ・バウアーの新作、トム・ロブ・スミスの久々の新作が楽しみ。スティーヴン・ハンターの新作はもうすぐ。えっ!来夏、スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』の続編が出るのか!
書き下ろし短編は、大好きな柚月裕子の佐方貞人シリーズ『裁きを望む』。
今年も『このミス!』は充実してるな!これで、520円は安い!
このミステリーがすごい!の2015年版が発売されました。先ずは、最大の売り物、国内編、海外篇のベスト10の発表です。
先日発表された、週刊文春、そして、ハヤカワのミステリマガジンの順位と比較しますと、
下位はかなりばらつきがありますが、海外篇のベスト3は、3社とも全く同じです。
国内編は、文集とは順位は異なりますが、全く同じ作品、ハヤカワとは、1、2位が全く同じです。
ベスト3に選ばれる作品が、圧倒的に優れていたとも考えられますが、これでは3社がランキングを発表する意味がないとも考えられます。
元々宝島社は、ミステリー作品を出版していなかったので、他の2社に比べると、
公正なランキングが期待されるという意味合いが大きかったのですが、最近はこの意味合いも薄れているようです。
このミステリーがすごい!の使命も終わったのかな??!!
もう一つの目玉企画は、オールタイム・ベスト国内短編ミステリーベストテン の発表です。
江戸川乱歩、山田風太郎、夢野久作・・・・・から横山秀夫まで、しかし、いくら短編の名手といえども、
連城三紀彦さんが、ベスト20に4作品もランク・インしているというのは・・・・・・・・
その他は、恒例の私の隠し玉、我が社の隠し玉・・・・・・・等です。
先日発表された、週刊文春、そして、ハヤカワのミステリマガジンの順位と比較しますと、
下位はかなりばらつきがありますが、海外篇のベスト3は、3社とも全く同じです。
国内編は、文集とは順位は異なりますが、全く同じ作品、ハヤカワとは、1、2位が全く同じです。
ベスト3に選ばれる作品が、圧倒的に優れていたとも考えられますが、これでは3社がランキングを発表する意味がないとも考えられます。
元々宝島社は、ミステリー作品を出版していなかったので、他の2社に比べると、
公正なランキングが期待されるという意味合いが大きかったのですが、最近はこの意味合いも薄れているようです。
このミステリーがすごい!の使命も終わったのかな??!!
もう一つの目玉企画は、オールタイム・ベスト国内短編ミステリーベストテン の発表です。
江戸川乱歩、山田風太郎、夢野久作・・・・・から横山秀夫まで、しかし、いくら短編の名手といえども、
連城三紀彦さんが、ベスト20に4作品もランク・インしているというのは・・・・・・・・
その他は、恒例の私の隠し玉、我が社の隠し玉・・・・・・・等です。