「いつも忙しい」がなくなる心の習慣 の感想

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タイトル「いつも忙しい」がなくなる心の習慣
発売日2013-10-02
製作者水島 広子
販売元すばる舎
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門

購入者の感想

「忙しい病」にかかってしまうと慢性的に「あれもやらなければ、これもやらなければ」「あれも終わっていない、これも終わっていない」ということを考えてしまうので、「今が力の使いどき」「今はリラックスをするとき」という判断に基づいて行動することができない。
そこから抜け出すためには「忙しさのメガネ」を外す必要がある。
外すための早道は「忙しさのメガネ」をはずすことに意識を向けるよりも、「今に集中しよう」ということだけ意識すること。

また、何もやらない状態というのは不安を助長するので、「とりあえずやる」ということも有効な場合がある。
まずは「やれていないことがたくさんある」という意識を開放しなければ、常に追われてしまう。

やることがたくさんあってテンパッてしまいがちな方におすすめ。

著者の水島氏は精神科医。
本書では忙しさに対する心の習慣を改めることを提唱しています。
中心となるのが「忙しさのメガネ」という考え方。
これは、忙しいときに何かしようとすると、
今はやる必要のないことまで見えてしまい、
忙しい感を増幅させるやっかいなもの。

自身の経験を思い起こすと、忙しいときはとにかく
「アレも、コレも」となりがち。しかし、人間が出来るのは
1度にひとつのことであり、自分が勝手に「忙しさのメガネ」を
かけて物事を見ているのだと気づきました。

その他、本書では効率化に対する懐疑的な見方や、
「ついうっかり忘れる」ことを生活の彩りだとする考え方を披露。

読んでいてホッするというか、忙しい中だからこそ
あえて読みたい一冊だと思います。

良書です。
今の自分にうってつけでした。著者の方に感謝しています。
「段取り」「効率」「すき間時間」「時間術」といった関連の本を今までに何冊か読んでいましたが、そういったものの影響で「忙しい病」の人たちが最近増えてきているようです。
忙しい病とは、常に「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」「あれも終わってないこれも終わってない」と時間に追われている状態。その割りに、実際の作業や仕事が終わっているのかというとそうでもない…。私自身休みの日などで時間がたっぷりある日でさえ頭の中では「あれもこれも」「忙しい」と前のめりなのにほとんど何も手が付かないということばかり。著者の方曰く、これは鬱とは違うそうです。

本書には具体的な簡単な対策がいくつも載っています。
例えば、「あえて」普段後回しにしている短時間でできることをやってみる。多少すすんだだけでも、「あえて」達成感を味わってみる。

実際、私はこの本を読んでから非常に気持ちが楽になり、毎日の生活が見違えるように変わりました。
植物の水やりのような、数分でできることさえやらなかったりする方はまさに著者のいう「忙しい病」に当てはまるかもしれません。「忙しい」のに作業が進まないで悩まれている方はお手にとられてみては。

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