神田昌典の英語の近道 の感想

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タイトル神田昌典の英語の近道
発売日2014-08-29
製作者神田昌典
販売元フォレスト出版
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 国際共通語

購入者の感想

タイトルが”英語の近道 10年間を1年で済ませる「非常識」学習法”ということなので、10年間かかる英語学習が1年で済む非常に効果的な学習法が記載されていると(勝手に思い込んで、)期待して読んだのだが、結果は期待はずれであった。

先ず最初に”私は英語ができない”と書かれているのだが、著者は上智大学語彙国語学部卒、ウォールトンスクールを含むアメリカの大学院2つ卒、元外交官等、英語に関して輝かしい経歴を持つ。そのような人の”できない”、”不自由”というレベルが一般人のそれとどの程度似ているか疑問である。よって、その後に書かれている内容も、感覚の違いがあるのではという危惧がある。

著者が主張する、「非常識な」英語学習法は以下の6つの常識を捨てることのようである(と思われる?)。

1.日常会話を捨てる
2.専門外のトピックは捨てる
3.単語力を増やす努力を捨てる
4.文法的に正しく話すことを捨てる
5.ペラペラしゃべることを捨てる
6.キレイに発音することを捨てる

著者のレベルがレベルなので、どの程度のレベルのことを言っているのかは確かではないが、上の中には、共感できるものもあるが、できないものも多い。
例えば、ある程度の単語力がなければ、(英字、英語の)新聞、雑誌、テレビ、ネット等の情報は理解できないし、文法もある程度は正しくないと、教養がないと思われてしまう。

また、捨てるということなので、捨てなかった時と比べて時間は短くなるが、知識レベルは下がることになる。正しく(影響のないものを捨て、影響のあるものを残す)これらを行えばいいのかもしれないが、実践するのは困難であり、なおかつ、10分の1(10年分を1年)に短縮するのは不可能に近いのでははないだろうか。

他に、”結果先取りの思考法”、”英語ネイティブのセルフイメージ”等紹介されているが目からうろこ。。。とはならない。

私には、タイトルと中身が合っていないように思える。

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