黒子のバスケ 25 アニメDVD付予約限定版 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトル黒子のバスケ 25 アニメDVD付予約限定版 (ジャンプコミックス)
発売日2013-12-04
製作者藤巻 忠俊
販売元集英社
JANコード9784089081990
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

「そうだ。大雨で氾濫してる川に飛び込もう。」
読了後、真っ先に呟いたのはこの言葉だ。

黒子による帝光回想編は、予想以上のダメージを心に負った。
チームから必要とされなくなった主人公に、追い打ちをかける冷酷無残な結末。
ここまで痛めつける作者は、サイコパスではないのかと疑念を抱くこともあった。
主人公の黒子には「タイムマシーンがなくて良かったね」と、声を掛けてあげたい。

それでも★5を付けたのは、上記で述べたとおり、鬱鬱したストーリーにある。
「勝つこと」という帝光の理念。赤司の「勝利がすべて」。
それを黒子はどう捉えていたのか。
この回想が無ければ、黒子が今までずっと拘ってきた「勝利の意味」を理解出来るはずがない。
それを知った今、改めて1から読み返すと、キセキの世代それぞれが抱えるバスケへの想いが汲み取れて、また違った読み方が出来た。
「勝利とは何か」
黒子には『黒子のバスケ』を貫いてほしい。

そして特典のDVDに収録されているのは、原作5巻に収録されている『バカじゃ勝てないのよ』。
勉強が出来ない火神が実力テストに向けて奮闘するという、25巻の本編とは打って変わったギャグアニメだ。
2期になってからギャグのメリハリが無くなったと感じていたのだが、採用されているのは1期のBGMで、ギャグのテンポも良く、懐かしさにも浸れたアニメだった。
また、オリジナルストーリーも入っており、海常の黄瀬、秀徳の緑間・高尾の日常のワンシーンが垣間見れる。
DVD付きとのことで値段が張るが、彼らを好きなファンなら必見だ。0

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