星屑の入り江で (ライムブックス) の感想

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参照データ

タイトル星屑の入り江で (ライムブックス)
発売日販売日未定
製作者リサ クレイパス
販売元原書房
JANコード9784562044658
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学

購入者の感想

前の作品『忘れえぬ夢の湖で』の直後から始まる話で、
前回のヒロインであるゾーイとホテルを共同経営しているジャスティンがヒロイン。
前の作品に既に、この話への手がかりがいくつか出ていました。
(この話単独でも楽しめますが、流れをつかむために前の話を読み返しました)

このフライデーハーバーのシリーズは、今までのヒストリカルやコンテンポラリーとは一風違う
実験的なシリーズだと思いますが、それはシリーズを追うごとに深まり、
ここに来て随分と挑戦色が強くなったと思いました。

何よりヒーローの祖母が沖縄に住む日本人という設定なので
日本の文化が色々紹介されるのが興味深いです(中には?と思うものもありましたが)。
ヒーローの言動にも、少しはそれが影響しているのかもしれません。

現代の話を描いてはいますが、ストーリーは古典的なおとぎ話のよう。
愛し合う二人の間に立ちはだかる壁をどうするのかドキドキしましたが、
最後のシーンでなるほど、と納得。
今までの静かな作品と比べて、ずいぶんと「動」がありましたが、
登場人物の心の動きが繊細に描かれるのは今まで通り。

これでこのシリーズは終わるのでしょうか。
クレイパスの新たな作品を楽しみにしたいと思います。

今年最後のロマンティックなプレゼントでした。シリーズのなかでは、最もセンシュアルで、ストーリーも超ロマンティック!まさに現代のおとぎ話というにふさわしい感動的なロマンスに久々に胸が震えました! ヒーローが日本人のクウォーターなので、日本の話もいろいろ出てきて面白かったです。リサが日本に来てくれたらなあ(*^o^*) 絶対サインもらいに行く!!!

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