土日で入門 廃棄物処理法 の感想

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1970年に制定された通称、廃棄物処理法は改正を繰り返し、つぎはぎのﾊﾟｯﾁﾜｰｸの如き様相を呈している。したがって、なるべく最新の情報で、かつそれまでの経緯との関係が分かるような本が必要だったが、丁度良い入門・解説書がこれまで無かった。

それを、あくまで現実に即した形で、著者の肉声で語ってくれている点が、初心者には得難く、大変ありがたい。

廃棄物は、法律が難解、モノ（性状）も難解、処理技術も未確立、意見もバラバラ、そんな中でも新商品だけはどんどん開発・量産される…。

廃棄物に関係しない人間はいない訳だから、広く一般の人がこの本の知識を土台に廃棄物問題を議論できれば良いと思う。