売春という病 (河出文庫) の感想

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参照データ

タイトル売春という病 (河出文庫)
発売日2014-04-11
製作者酒井あゆみ
販売元河出書房新社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

新作なのかと思ったが、この本は『風俗嬢、その後』の文庫版である。
新作と間違えて買う人が居る事を当て込んでの事だろうか?
出版社の良識を疑う。

内容は8人の風俗嬢、元風俗嬢のインタビュー集。
著者の旧知の女性も居て、プロフィールなども端的にまとめられています。
そんなに破滅的な人も居ないし、著者自身も『セックスエリート』の時のような支離滅裂な状況、心情ではないので割と安心して読めました。
でも、相変わらず著者自身には風俗に対する定見も無いし、こうあって欲しいみたいな提言がされているわけでもないです。
風俗経験がある女性同士の身の上話を聞いているような感じでしょうか。

巻末の、宮台真司氏の解説文が秀逸でした。

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