LED照明160灯 の感想

個人が室内で動画撮影するときの照明というと、LEDが普及するまで蛍光管を使ったものが多かったと思う。
でも蛍光管を使った照明は高いんだよね。

そんなことを考えながらAmazonを観ていたら、なんとこの値段だ。
すぐさま購入。

LEDは蛍光管と使い勝手が違うんだよね。
でも、誰から教えてもらうか、ウェブ、「ビデオサロン」誌で時々掲載される照明関係の記事（これが一番最新かつ親切）、照明関係の書籍を読めん試行錯誤すれば、なんとなくコツはつかめるようになる。

ということで、僕の必需品のメイン照明です！

結婚披露宴があり、ビデオ撮影を頼まれました（宴自体はプロによる撮影ですが、控室やフロント、主に舞台裏）。
カメラ用の照明器具がなかったので急遽購入しました。すぐに配達されて披露宴に間に合いましたがぶっつけ本番で使用しました。安価で正直期待はしてなかったのですが、説明書を見なくてもすぐに扱えました。かなりの照度が有り、眩しい位です。照度は自由に変えられるので会場や控え室での撮影は照度不足は感じませんでした。ＨＤ再生しても素人の割にはとてもきれいに撮ることが出来ました。安くてこれだけ性能を発揮してくれたので大満足です。ちなみにバッテリーはsony NP-F570を使ってみました。連続使用で３時間ほどですが残量はなんと90％もありました。さすがＬＥＤです。耐久性の問題もありますが今のところ大満足です。

入射光式の露出計で簡単に測ったところ、距離1m、中心の一番明るい部分で、ISO100、1/30sec、光量最大でF2.8半、光量最小でF1.4半でした。明るさの目安にしてください。

照射角は、35mmカメラ換算で50mmレンズなら画面内概ね均一に照らすことができます。35mmレンズより広角だと周辺光量落ちが目立ってきますが、なだらかに落ちるので、24mmレンズでもなんとか実用になります。
付属のディフューザーはほとんど効果がありません。本気で拡散させたければトレペ、ティッシュ、レジ袋、などが必要です。

他の方も指摘しているように、アクセサリーシューに取り付けるためのステーはちゃちで強度に不安があります。もっとも、大きな力が掛かったときにここが壊れることで、カメラのアクセサリーシューが壊れずに済むかもしれませんが。

そしてステーにはもっと大きな問題があります。クリックで段階的に角度が決められてしまうのですが、ステー自体が本体に少し（６〜７度くらい）傾いて付いているために、まっすぐ正面に向けることができず、少し上向きか少し下向きのどちらかになってしまいます。これはお粗末としか言いようがない設計ミスですね。

三脚取り付けのためのネジ穴がシュー取り付け部の底部に付いていず、別体の台座に付いているのも感心しません。

こういった点さえ改善されれば星５つです。
ちなみに角度の件は、ネジ穴の周りの放射状のギザギザを削り取ってしまえば一応フリーにできます。自己責任で。0