ドラゴン学―ドラゴンの秘密完全収録版 の感想

紙同士をボンドで貼り合わせて本の形にした仕掛け絵本で、
いろいろな小物が張りこまれていて楽しい本です。
が、この仕掛け故に「めくっていいページ」なのか
「糊づけされた、めくってはいけない箇所」なのかの判別がつきにくくなっており、
いきなり子供に与えると破損してしまう恐れがあります。
必ず大人が’’ページをさばいて’’から与えて下さい。

また、中古を買う場合には、これらの仕掛けが壊れていたり、
付属品が失われているリスクを伴う事を覚悟して下さい。
自分の場合、たった数百円の差で台無しになるのが嫌だったので、新品を買いました。

以下チェックして欲しい箇所。

★表紙
表紙からガラス玉が飛び出していないかチェックして下さい。
ガラス玉が飛び出している場合、本棚に並べた時に隣の本を傷つけてしまいます。
Amazonの箱の中にうってつけの段ボールが入っているので、
本と同じ大きさに切り抜き、収納時は表紙にあてがうようにしましょう。

★封筒
表紙の裏と、後ろから4ページ目の「付録’U」に貼り付けられています。
力任せに開けてしまうと破く恐れがあるので、開封してしまいましょう。
ハガキ(インクが移る恐れがあるので、カラー印刷されていないものを使うこと)を
隙間から差し込み前後に動かすと、ページを痛めずに剥がす事が出来ます。
残った糊は、指でこすると消しゴムのカスのように丸まるので、取り除いて下さい。

★解剖図、小冊子
三章’T、三章’Uの解剖図や、小冊子は、ページに密着しており、
どこまでめくっていいのか分かりづらい状態になっています。
ページを反らせると、貼りこまれた紙が浮き上がってくるので、
折りグセ(出荷時からへこみがついています)をつけて、
ページを浮き上がらせてしまいましょう。

★本から取り外せるのは「手紙」だけです。
ドラゴンの皮革標本や、ドラゴンの粉は取り外せません。