The Vanished Man: A Lincoln Rhyme Novel の感想
参照データ
タイトル | The Vanished Man: A Lincoln Rhyme Novel |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Jeffery Deaver |
販売元 | Simon & Schuster Audio |
JANコード | 9780743528269 |
カテゴリ | Audio CDs » Authors, A-Z » ( D ) » Deaver, Jeffery |
購入者の感想
リンカーン・ライムシリーズの5作目。ペースダウンしてしまったThe Empty Chair, The Stone Monkey を経て、やっと読者を夢中にさせた1・2作目のような本領を取り戻した。今回の敵は一筋縄ではいかない、手品とイリュージョンを駆使したConjurer。さすがのライムチームも煙に巻かれ、若い見習い手品師Karaのアドバイスを得て、犯人探しに奔走する。
ライムよりも先に犯人を突き止めるのも、シリーズを読んでいる時の楽しみの一つなのだが、今回はライムが教えてくれるまで別の人物を疑っていて、嬉しい間違いだった。昇進試験にのぞむアメリアの命運が気になったり、閃光と共に消える、捕まえたらやすやす逃げる犯人の鮮やかな手管に驚いたりで、ずっと前に見たデビッド・カッパーフィールド、ロイ&ジークフリードのイリュージョンのワクワク感を思い出した。読後も清々しく、久しぶりに満足出来たライム本だった。
ライムよりも先に犯人を突き止めるのも、シリーズを読んでいる時の楽しみの一つなのだが、今回はライムが教えてくれるまで別の人物を疑っていて、嬉しい間違いだった。昇進試験にのぞむアメリアの命運が気になったり、閃光と共に消える、捕まえたらやすやす逃げる犯人の鮮やかな手管に驚いたりで、ずっと前に見たデビッド・カッパーフィールド、ロイ&ジークフリードのイリュージョンのワクワク感を思い出した。読後も清々しく、久しぶりに満足出来たライム本だった。