だから日本はズレている (新潮新書 566) の感想
参照データ
タイトル | だから日本はズレている (新潮新書 566) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 古市 憲寿 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784106105661 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般 |
購入者の感想
筆者が主にマスコミで見つけてきた時事ネタについて、あれこれ批評・批判した本。
読み捨て雑誌の中のページを埋めるためのどうでもいいコラムを集めたような感じで実際、新潮45という雑誌に連載していたコラムらしく、なるほどという感じです。
筆者は社会学をやってるとのことだが学問的アプローチ(データ収集、実験、検証など)は皆無で、主観をだらだらと述べているだけだし、ほとんど小ネタなので印象に残るようなものはほとんどない(ごく一部、面白いと思ったネタもあったが)。
29歳にもなって「若者」の代弁者のつもりだったり、スティーブ・ジョブズやナンシー関について言ってることも的外れだったり筆者自身がかなりズレてるところがあるように見える。
学歴が大事かどうかについて(そんなものは視点によって大事とも大事じゃないとも言える)、超保守的なオジサンのような視点でだらだらと語ってたり。
また国や企業の偉い人たちのおかしな考え方を批評・批判するという主旨のようだが筆者が寄りかかっているマスコミや大学(勘違いな偉いオジサンたちがゴロゴロいるだろうに)については何の突っ込みもありません。
学問はともかく世渡りはなかなか上手いんじゃないでしょうか。
読み捨て雑誌の中のページを埋めるためのどうでもいいコラムを集めたような感じで実際、新潮45という雑誌に連載していたコラムらしく、なるほどという感じです。
筆者は社会学をやってるとのことだが学問的アプローチ(データ収集、実験、検証など)は皆無で、主観をだらだらと述べているだけだし、ほとんど小ネタなので印象に残るようなものはほとんどない(ごく一部、面白いと思ったネタもあったが)。
29歳にもなって「若者」の代弁者のつもりだったり、スティーブ・ジョブズやナンシー関について言ってることも的外れだったり筆者自身がかなりズレてるところがあるように見える。
学歴が大事かどうかについて(そんなものは視点によって大事とも大事じゃないとも言える)、超保守的なオジサンのような視点でだらだらと語ってたり。
また国や企業の偉い人たちのおかしな考え方を批評・批判するという主旨のようだが筆者が寄りかかっているマスコミや大学(勘違いな偉いオジサンたちがゴロゴロいるだろうに)については何の突っ込みもありません。
学問はともかく世渡りはなかなか上手いんじゃないでしょうか。
一応、筆者の目から観た日本のおかしい部分を綴った本…と言う事になるのでしょうが、
正直、著者の批判に頷ける部分も無くは無いのですが、読んでいるうちに「で、何がしたいの?」
と言う思いが止まらなくなりました。
問題の無い国なんて無いと思います。だったら批判するだけではなく、提言が必要なはず。
20代で批判しか出来なくなっている筆者が実は一番「ズレている」のでは?
正直、著者の批判に頷ける部分も無くは無いのですが、読んでいるうちに「で、何がしたいの?」
と言う思いが止まらなくなりました。
問題の無い国なんて無いと思います。だったら批判するだけではなく、提言が必要なはず。
20代で批判しか出来なくなっている筆者が実は一番「ズレている」のでは?