ステレオ時代 VOL.3 (NEKO MOOK) の感想

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参照データ

タイトルステレオ時代 VOL.3 (NEKO MOOK)
発売日販売日未定
販売元ネコ・パブリッシング
JANコード9784777017416
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購入者の感想

昔のオーディオ機器が丁寧に紹介してあり、現在の状態の音質比較などとても興味深い企画です。試聴環境などが割愛されていたり、やや改善して欲しい点もありますが、企画そのものに乾杯。

Vol.3が発売されたということはこのジャンルの雑誌化が軌道に乗ったという
ことでしょうか。まずは喜ばしい限りです。

今回の目玉はカセットテープ・デッキと、ソニー80年代オーディオの名機と
呼ばれるCDP-R1を設計された金井氏のインタビューです。
ソニーRシリーズのファンは文句無く必見です。
RシリーズのCDプレーヤーは今でも高値で取引されていますが、
やはり設計者が情熱を持って作り上げたものだからこそだということが
よく分かります。
モノづくりの経験がある方にはわかると思いますが、どの分野の製品であっても、
規格を最初に作ったメーカーや、キーデバイスを自社開発しているメーカーの製品が
最も完成度が高いです。
CDで言えばソニーとフィリップスであり、ソニーのRシリーズが名機と呼ばれる
所以でもあります。

製品発売当時のインタビューは、歴史のある他紙のバックナンバーで探すことが可能であるものの、
現在から見てあの時はどうだったか、という視点でのインタビューはこの雑誌ならではですね。
出来れば金井さんのインタビューは連載して欲しいです。
とにかく、CDP-R10,DAS-R10,CDP-X5000と、聞きたい製品はいくらでもありますので。

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