モト・グロッソ・フェイオ の感想
参照データ
タイトル | モト・グロッソ・フェイオ |
発売日 | 2012-11-21 |
アーティスト | ウェイン・ショーター |
販売元 | ユニバーサルミュージック |
JANコード | 4988006899605 |
Disc 1 : | モト・グロッソ・フェイオ モンテズマ アンティークァ ヴェラ・クルス イスカ |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン » モダンジャズ |
購入者の感想
今回のBNLA999シリーズはいろいろと興味深いレコードが国内初CD化されているが、本作もその一枚。
ウエインのファンは日本にも多いと思うが、本作のような最重要傑作がこれまで国内でCD化されていなかったというのはまさにレコード会社の怠慢とシカ言いようが無い! いつまでも「ナイト・ドリーマー」じゃないんだってバ!!
輸入盤のレビューでも書いたが,マイルス・スクールの元同僚が多数参加しているが,チックにしろ,デイヴ・ホランドやロン、それにジョン・マクラフリンにしろ、「おなじみの楽器」ではない楽器を担当させれているところがミソである。また、時期的にエレクトリックを想像している方もいらっしゃるだろうが、ほとんどアコースティック。だから、個人的には、「ビッチェズ・ブルーからウエザー・リポートへの過渡期的作品」という評価には同調できない。
「ネイティブ・ダンサー」のように、他との関連性は無く、唯一無二の個性を持って屹立している音楽である。
さて、本作のリリースで、いくつかの基本情報がヴァージョン・アップされている。
まず、録音時期。昔は、オデッセイ・オブ・イズカ(これも999シリーズで再発を!)と同日録音とされているが、今回、70/4/3と改められた。マイルスでいえば、「フィルモア」でのライブや、ジャック・ジョンソンのメイン・セッションのほんの数日前という事になり,たいへん興味深い。
ちなみに、ウエインは3月でマイルスのバンドを脱退している筈で,3月のフィルモアでのライブには参加しているが,レコード化された4月のライブは,スティーブ・グロスマンに替わっている(ジャック・ジョンソンのメイン・セッションもグロスマン)
それから、「謎のパーカッション・プレイヤー」ミシェリン・プレル(ペルツァー)だが、ベルギー出身のサックス・プレイヤーでジャック・ペルツァーという人の娘で,録音時にはまだ19歳だったという。
ウエインのファンは日本にも多いと思うが、本作のような最重要傑作がこれまで国内でCD化されていなかったというのはまさにレコード会社の怠慢とシカ言いようが無い! いつまでも「ナイト・ドリーマー」じゃないんだってバ!!
輸入盤のレビューでも書いたが,マイルス・スクールの元同僚が多数参加しているが,チックにしろ,デイヴ・ホランドやロン、それにジョン・マクラフリンにしろ、「おなじみの楽器」ではない楽器を担当させれているところがミソである。また、時期的にエレクトリックを想像している方もいらっしゃるだろうが、ほとんどアコースティック。だから、個人的には、「ビッチェズ・ブルーからウエザー・リポートへの過渡期的作品」という評価には同調できない。
「ネイティブ・ダンサー」のように、他との関連性は無く、唯一無二の個性を持って屹立している音楽である。
さて、本作のリリースで、いくつかの基本情報がヴァージョン・アップされている。
まず、録音時期。昔は、オデッセイ・オブ・イズカ(これも999シリーズで再発を!)と同日録音とされているが、今回、70/4/3と改められた。マイルスでいえば、「フィルモア」でのライブや、ジャック・ジョンソンのメイン・セッションのほんの数日前という事になり,たいへん興味深い。
ちなみに、ウエインは3月でマイルスのバンドを脱退している筈で,3月のフィルモアでのライブには参加しているが,レコード化された4月のライブは,スティーブ・グロスマンに替わっている(ジャック・ジョンソンのメイン・セッションもグロスマン)
それから、「謎のパーカッション・プレイヤー」ミシェリン・プレル(ペルツァー)だが、ベルギー出身のサックス・プレイヤーでジャック・ペルツァーという人の娘で,録音時にはまだ19歳だったという。