つらつらわらじ(5) の感想

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参照データ

タイトルつらつらわらじ(5)
発売日2013-04-26
製作者オノ・ナツメ
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL

購入者の感想

最後の巻になります。この話を一番最初に手に取った時に「参勤交代の話??」と思ったのを思い出しました。
オノさんは一体どんな話で進めていくつもりなんだろうと思ったものです。
 
参勤交代には沢山の人々の思惑が絡まり、
それは江戸や国元を含む政治の駆け引きの話でもあるし、共に旅する数百人の者たちの中の話でもあるし、通り過ぎる土地の人たちとのドラマでもありました。
若き家老の和泉はその中で、青臭い鼻持ちならない若造から、殿の背中を仰いで見る眼差しを持つ青年へと成長しました。
そして殿は、最後まで殿らしく実にあっぱれな姿で終ってくれました。
 
ありがとう。そして、さようなら。
 
読み終わったときにもう殿には二度と会えないんだなと思うと、今まで自覚してなかったひどく寂しい気持ちが湧き上がってきました。
「あの殿様がおらんようになるなどつまらんわ!」
その言葉が表すようにこの話を読んでいる間、きっと自分はその数百人の中で殿と一緒に旅をしていたのかもしれません。

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