Classic Romance の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

ドヴォルザーク、マスネ、チャイコフスキ、
シューベルト、サラサーテ、エルガー、
ラフマニノフ、メンデルスゾーン――
いわゆるロマン派音楽の名曲を収録。

なかでも1曲目の「ユーモレスク」がとにかく感動的。
誰もが知る超有名曲ですが
正直、こんな演奏、今まで聴いたことない！
(DGとJohn Haywood氏によるオリジナルアレンジだそう)。
中盤からのドラマティックな展開に
一気にハートを鷲掴みされてしまいました。

続くマスネの「タイスの瞑想曲」、
シューベルトの「セレナーデ」、
サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」、
ラフマニノフの「ヴォカリーズ」――と
ときに切なく繊細で、ときに情熱的で力強い音色は
最後まで飽きることがありません。

クラシック・ファンの方はもちろん、
クロスオーバーしか聴いたことのない方にも
クラシック入門編として
ぜひぜひ聴いて欲しいアルバムです。

CDジャケットには英語で
本人によるメッセージと解説が添えられています。

1. Humoresque
2. Meditation
3. None But The Lonely Heart
4. Serenade
5. Zigeunerweisen ’ 1: Moderato
6. Zigeunerweisen ’ 2: Un peu plus lent
7. Zigeunerweisen ’ 3: Allegro molto vivace
8. Salut d’amour
9. Vocalise
10. Mendelssohn Violin Concerto ’ 1: Allegro molto appassionato
11. Mendelssohn Violin Concerto ’ 2: Andante
12. Mendelssohn Violin Concerto ’ 3: Allegro molto