暗殺教室 9 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトル暗殺教室 9 (ジャンプコミックス)
発売日2014-05-02
製作者松井 優征
販売元集英社
JANコード9784088800592
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

生徒同士の恋愛(?)や教師同士の恋愛など、これまでにない要素で楽しめる。

9巻まできてほとんどスポットの当たることがなかった生徒が主役で、今までに無いストーリーだった。

勝ち組、負け組、支配する側、される側、というストーリーには、社会風刺も籠めているかな。

少年漫画だが、なかなか奥が深い。

この漫画は作者が引き伸ばしやテコ入れには応じないと宣言するだけあって、捨て回や無駄なストーリーがほとんどないことが、最大の長所。

第九巻まで読んで、改めて実感した暗殺教室の素晴らしさをレビューしたいと思います。
集英社、週刊少年誌ジャンプという超大型の少年誌に掲載されている有名マンガの殆どは読む人を熱くさせる王道を行き、その中で仲間(友情)・勝利(勇気)・成長(努力)が要になっているように思います。そしてこのマンガは、ワンピース・ナルト・ブリーチのビッグ3に追随する形で、それら三作とは要となっている要因への重きの偏りが違っている。より、友情と成長に重きが置かれているように思えるのです。それが新鮮で、爽やかで、読む者を熱くさせます。

暗殺教室と、仰々しいタイトルにありながらやはりそこは教室なのですね。結果至上主義ではなく、クラスメイトとの関係や努力してこつこつと成長していく様は読んでいて気持ちがいい。また、ストーリーが明瞭でなかだるみがないのがまたすごい。ジャンプ流の王道にありながら、既存のジャンプ作品とは一線を画した傑作です。

PS
ビッチ先生かわいい。

この巻で描かれているのは、まず前巻から続くホテル潜入編の解決、
旅行最後の肝試し、そして2学期へ、といったところ。

大きくフォーカスされているのは2人。
2学期編でメインの扱いを受けているのが眼鏡クイッの竹林君。
ガリ勉オタクキャラでイマイチ地味な竹林君ですが、
この巻の最後では意外なカッコよさを見せてくれます。

そしてもう一人、肝試し絡みでビッチ先生の恋話が展開されています。
この話のビッチ先生が本気でかわいくてまいりました。
何ですか、この萌えキャラは。
個人的には、その意外さはこの巻で一番のインパクトでした。

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