自覚: 隠蔽捜査5.5 の感想
参照データ
タイトル | 自覚: 隠蔽捜査5.5 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 今野 敏 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784103002574 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
購入者の感想
今野敏の本であれば、どれも読みたいと思う自分であるが、その中でも隠蔽捜査シリーズは特別なものとなっている。当然これまでの作品は全て読んできたが、今回のスピンオフを読んで、これまでの登場人物がますます色鮮やかに浮き彫りとなった感がある。主人公である竜崎は相変わらず魅力的な存在であるが、大森署員のキャラクターの設定がはっきりしたことで、過去のシリーズをもう一度読み直したいと感じている。
たとえて言えば、これまで竜崎・伊丹などがカラーで描かれ、モノクロのように見えていた他の署員が、全編オールカラーに見えたという感じか。スピンオフというのは元々そんな意味を持つものかもしれないが、見事なスピンオフである。
隠蔽捜査6にどのキャラが登場するのか、次作が待ちきれない。ちなみに短編7編のうち、「訓練」が最も好きである。キャリアの畠山美奈子には是非登場してほしい。
たとえて言えば、これまで竜崎・伊丹などがカラーで描かれ、モノクロのように見えていた他の署員が、全編オールカラーに見えたという感じか。スピンオフというのは元々そんな意味を持つものかもしれないが、見事なスピンオフである。
隠蔽捜査6にどのキャラが登場するのか、次作が待ちきれない。ちなみに短編7編のうち、「訓練」が最も好きである。キャリアの畠山美奈子には是非登場してほしい。