ホットロード 2 (集英社文庫―コミック版) の感想

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参照データ

タイトルホットロード 2 (集英社文庫―コミック版)
発売日販売日未定
製作者紡木 たく
販売元集英社
JANコード9784086172028
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

映画化の話を聞いたとき、能年ちゃんが和希の役だなんて、ミスマッチだと直感した。
もし、和希を演じさせるなら、デビュー当時の「後藤真希」って勝手にイメージしてた。
でも映画は絶対に見に行こうと決めていた。
コミックと映像の世界を比べるために・

能年ちゃんには、やっぱり「ばばぁっ」ってセリフはむりだった。
・・・これは映画を見た印象です。
映画館では泣いてる人もいましたが、私はつい淡々と観てしまいました。
ラストもわかってるんで安心して観てました・・・
臣クンのハルヤマは当たってました。映画を見終わった後の感想はそんなものでした。

・・・ところが、すこしづつ時間が経つにつれ映画のワンシーンを思い出しては気になりました。
映画もやっぱり素晴らしかったのです。
もう一度原作を読まなくてはと思い、ホットロード1.2と購入し、夢中になって読みました。

16歳のときに読んだ自分では当時わからなかったことが、もうすぐ45歳の自分には分かるところ気がついた事がたくさんありました。
ハルヤマも和希も寂しがり屋なんですよね・・・
まだまだ愛情が欲しい子供なんです。私も当時はそうでした。
そのふたりが、命の大切さ、自分を大事に思ってくれる人の存在をあらためて知り、成長していく姿をホットロードでは書いてたんですね!
今頃改めて知った私です。当時は刹那的な気持ちに共感してるだけでした。

18歳と15歳の息子がいます。
時々うざいと言われますけど、そんなもんだと思って大きな気持ちで見守りたいと思います。

 最初はちょっとした憧れと、親への反抗心から暴走族になったカズキですが、そこで出会ったハルヤマに恋をして、すれ違い、誤解し合いながらもお互いに惹かれていく二人に「それも若さだな」と思いつつ、切なくなります。
 2巻では自分でも止められないハルヤマの暴走をカズキが止めようとしますが、お互いに素直になれず、やはりすれ違ってしまうばかり。それでも最後までハルヤマの傍にいるカズキと、カズキを大切に思うハルヤマ。そこまで熱く想い合える人との出会いを羨ましく思います。
 
 カズキと母親のすれ違いも、ハルヤマが傍にいてくれたおかげで落ち着いたと思ったのもつかの間、最後のクライマックスでは胸が引き裂かれました。カズキの叫び声が聞こえるかのようでした。
 シンプルな絵なので、好き嫌いが出てくるかもしれませんが、泣けること間違いナシです!熱い感動と若さを思い出させてくれる一冊です。0

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