短歌という爆弾: 今すぐ歌人になりたいあなたのために (小学館文庫) の感想
参照データ
タイトル | 短歌という爆弾: 今すぐ歌人になりたいあなたのために (小学館文庫) |
発売日 | 2013-11-06 |
製作者 | 穂村 弘 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094088694 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 歌集 |
購入者の感想
約10年前、バリバリの童貞高校生だった俺は、この本を読んでそのエネルギーにぶっ飛ばされた。 「短歌だ! 俺には短歌しかない!」当時から大好きだったブルーハーツに俺はなれるかもしれない。 短歌をすることによって。
そう強烈に思い込んだ俺はそれから短歌を詠みまくって投稿しまくった。
あれから10年たち、この本が文庫化された。
巻末のロングインタビューを読んで、俺はびっくりした。
穂村さんが「100年後も残る歌」という文脈で東直子さんの次に俺の短歌を引用してくださっていたからだ。
こんな事ってあるんだ! 本気でそう思った。
運命や人生って何だ?
俺にはさっぱりわからない。
ただ一つ言えることは思い切り生きることでしか得られない悲しみや喜びもたくさんあって、その一つ一つに俺は「この世界は生きるに値する」と確信してきたということだ。
そしてこの本は、生きていることが大好きで負けるために生まれて来たわけではない、何をしていいかわからないけれどいつだって走っていたい奴の心に火を付けて、魂ごと焼き尽くすだろう。
この本を読むことによって、あなたの運命が変わるかもしれないし変わらないかもしれない。
ただ、俺の運命は変わったし、俺は何だって起こりえる方に乗る。
追記
2013年11月25日現在、俺は歌集を出していません。そうです、俺は「素人」です。なのに、穂村さんは俺の短歌を引用して下さった。そこに穂村さんの「本気」を感じたし、「誰でも歌人になれる」というメッセージを受け取りました。
俺は、いつか歌集を出す! そう誓いました。
そう強烈に思い込んだ俺はそれから短歌を詠みまくって投稿しまくった。
あれから10年たち、この本が文庫化された。
巻末のロングインタビューを読んで、俺はびっくりした。
穂村さんが「100年後も残る歌」という文脈で東直子さんの次に俺の短歌を引用してくださっていたからだ。
こんな事ってあるんだ! 本気でそう思った。
運命や人生って何だ?
俺にはさっぱりわからない。
ただ一つ言えることは思い切り生きることでしか得られない悲しみや喜びもたくさんあって、その一つ一つに俺は「この世界は生きるに値する」と確信してきたということだ。
そしてこの本は、生きていることが大好きで負けるために生まれて来たわけではない、何をしていいかわからないけれどいつだって走っていたい奴の心に火を付けて、魂ごと焼き尽くすだろう。
この本を読むことによって、あなたの運命が変わるかもしれないし変わらないかもしれない。
ただ、俺の運命は変わったし、俺は何だって起こりえる方に乗る。
追記
2013年11月25日現在、俺は歌集を出していません。そうです、俺は「素人」です。なのに、穂村さんは俺の短歌を引用して下さった。そこに穂村さんの「本気」を感じたし、「誰でも歌人になれる」というメッセージを受け取りました。
俺は、いつか歌集を出す! そう誓いました。