カルタ付 HTML5マークアップ 現場で使える最短攻略ガイド (WEB PROFESSIONAL) の感想

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電子書籍の利点であるブックマーク、マーカー、検索機能が使えません。
それを目当てに買ったのですが、すごくがっかりでした。

内容はHTMLはXHTMLを理解している人向けですが、
正直買わなくてもよかったかな・・・という程度でした。
ネットで見てもすぐわかる事を丁寧に書いているだけでした。
もう少ししっかり学びたい人には不向きです。

まぁタイトルに最短攻略と書いているのでそれを考慮して普通という判断です。

何と無くグレーな感じでマークアップしていたのですが、ある程度自信を持ってコーディングできるようになりました。articleとsectionの部分はもう一歩踏み込んで欲しかったものの個々の解釈の違いもあるので仕方が無いかもしれません。figureやaddressの使い所など勘違いしていたので、大変勉強になりました。

新規追加されたタグと変更されたタグの解説が本の6、7割を占めており、
HTML5から追加されたAPI（Web Storageなど）については触れられていません。
最後の章でブログ・HPを想定した実例に触れるというマークアップに特化した参考書。

他書より優れているのは、アウトラインについての解説がしっかりしている点。
正しいHTML5のタグ仕様を解説しつつ、アウトラインに重点を置いているのは良かった。

逆にイマイチだったのは最後にある実例の解説がやや手抜きな点。
1つぐらいステップバイステップで構築する解説方法が欲しかった。
前半に比べ後半の章のページ数は明らかに少ないと思う。0

HTMLなどのコーディングの書籍は、お固い理数系の教科書のようで、
文字がぎっしりな為、眠くて辛くなる。
本書はWebデザイナーに読まれることを想定しているため、
手書きのようなイラストや図説、見やすいソースコードと工夫されている。
HTML5とか何者か？現行バージョンと5の違い、
5で新しく追加された要素や属性、これらはWebサイトのどこで
使えばいいか？の疑問に答えてくれる。

第5章のブログとカフェサイトのサンプルのHTMLソースはなんて
美しいのだろう。こんなきれいなソースはめったに見られません。
後、本書ではCSS3の解説はありません。CSSはサンプルからで見れます。
本書のレビュー者が著名な方々なので、安心して読める。

カルタがついていたが、12月に発売しているということは、
2014年正月に楽しんでくれということでしょうか。
勧告の年だし・・・

「コーディングに自信が持てる！」黄色い帯いいですね。
自信持ちたいです。0