進撃の巨人(3) (講談社コミックス) の感想
参照データ
タイトル | 進撃の巨人(3) (講談社コミックス) |
発売日 | 2010-12-09 |
製作者 | 諫山 創 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063844108 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
既に多くの人が評価している漫画であり、それ故特別に評価をしるすことはないだろう。
どうあっても画力と、過大評価を言われてしまうかわいそうな漫画ですが、今にあってこの個性はやはり貴重であるのは間違いないと思います。
確かに設定とかも斬新とまではいかないんですが、今時一度も聞いたことのない話なんてそうそうないですし、そこを批判するのも筋違い。
作者性は「それをどう描くか」にかかってますから。
話の肝になる絶望、恐怖を描くにはこの絵柄は適していて非常に好感がもてます。確かに人の書き分けはできてないかもしれませんが、主要三人ははっきり解るし、ぶっちゃけ名前が出てもあっけなくすぐ死ぬ人が多いので、あまり重要なポイントとも思いません。
あ、新キャラの将軍は分かりやすい顔でしたね。
マンガの絵は、作者が伝えたいことを伝えていれば良いんです。巨人のあの生理的嫌悪を起こすような表情、体型、行動、どれもあの絵でしかでない味でしょう。デッサンとしては狂ってますが、それすらこのマンガの悪夢感を出すのには役立っている感さえあります。
「正しくない」絵はキモチワルイものですが、写真があるのに人が絵を描き続けるのは、正確な画では伝えられないものが、人の描く絵にあるからです。
巨人の絵を見て不愉快な気分になるのはある意味当たり前。キモチワルイように描いているのだから。
ただ、人物の表情に関しては確かに力量不足は否めません。無表情なミカサが映えるのは細やかな表情を書き分けることが出来ない作者の人下手の裏返しかも?
周囲の評価が高過ぎて、不当な批評が多いマンガですが、もしそれが「あの本」を見てのがっかりなのでしたら、どうかその不満は「あの本」の方に向けていただきたい。
個人的には「あの本」の評価はこのお話の良さを邪魔しているように感じます。
ただ、誤解のないよう書いておくと、自分もこのマンガが「一番スゴい」とは思ってません。
しかし、それがこのマンガの良さを損なう理由になるとも思いません。0
確かに設定とかも斬新とまではいかないんですが、今時一度も聞いたことのない話なんてそうそうないですし、そこを批判するのも筋違い。
作者性は「それをどう描くか」にかかってますから。
話の肝になる絶望、恐怖を描くにはこの絵柄は適していて非常に好感がもてます。確かに人の書き分けはできてないかもしれませんが、主要三人ははっきり解るし、ぶっちゃけ名前が出てもあっけなくすぐ死ぬ人が多いので、あまり重要なポイントとも思いません。
あ、新キャラの将軍は分かりやすい顔でしたね。
マンガの絵は、作者が伝えたいことを伝えていれば良いんです。巨人のあの生理的嫌悪を起こすような表情、体型、行動、どれもあの絵でしかでない味でしょう。デッサンとしては狂ってますが、それすらこのマンガの悪夢感を出すのには役立っている感さえあります。
「正しくない」絵はキモチワルイものですが、写真があるのに人が絵を描き続けるのは、正確な画では伝えられないものが、人の描く絵にあるからです。
巨人の絵を見て不愉快な気分になるのはある意味当たり前。キモチワルイように描いているのだから。
ただ、人物の表情に関しては確かに力量不足は否めません。無表情なミカサが映えるのは細やかな表情を書き分けることが出来ない作者の人下手の裏返しかも?
周囲の評価が高過ぎて、不当な批評が多いマンガですが、もしそれが「あの本」を見てのがっかりなのでしたら、どうかその不満は「あの本」の方に向けていただきたい。
個人的には「あの本」の評価はこのお話の良さを邪魔しているように感じます。
ただ、誤解のないよう書いておくと、自分もこのマンガが「一番スゴい」とは思ってません。
しかし、それがこのマンガの良さを損なう理由になるとも思いません。0
前巻の内容とは一転、巨人との戦闘もほとんどなく、少し落ち着いた展開になります。それは仕方がないとしても、台詞回しのせいで冗長に感じてしまう場面があったりします。前巻の勢いは今回は失われてしまった印象。
主人公が巨人化することも賛否両論のようですが、確かに「人間による巨人への反撃」が注目される本作でこう言った展開になると「結局人間じゃ巨人には敵わないのかよ」と思う人がいてもおかしくないと思います。とはいえ、巨人の正体や、なぜ巨人になれるのかといった謎は数多く残されているので、まだまだ本作に対する評価を下してしまうのはもったいないかと。
人間たちによる巨人への巻き返しが決行される本巻は、先の展開に期待がかかります。「人が恐怖を原動力にして進むには限界がある」という作中の言葉の通り、これまで人間は巨人駆逐の目途も立たず、ただ襲い来る巨人たちを撃退しているだけでした。しかし主人公の巨人化、および彼が口にした地下室の秘密の存在により、初めて人間が巨人に攻勢をかける展開になったことが本巻のメインの内容といえます。
主人公が巨人化することも賛否両論のようですが、確かに「人間による巨人への反撃」が注目される本作でこう言った展開になると「結局人間じゃ巨人には敵わないのかよ」と思う人がいてもおかしくないと思います。とはいえ、巨人の正体や、なぜ巨人になれるのかといった謎は数多く残されているので、まだまだ本作に対する評価を下してしまうのはもったいないかと。
人間たちによる巨人への巻き返しが決行される本巻は、先の展開に期待がかかります。「人が恐怖を原動力にして進むには限界がある」という作中の言葉の通り、これまで人間は巨人駆逐の目途も立たず、ただ襲い来る巨人たちを撃退しているだけでした。しかし主人公の巨人化、および彼が口にした地下室の秘密の存在により、初めて人間が巨人に攻勢をかける展開になったことが本巻のメインの内容といえます。