メイザーの学習と行動 の感想
参照データ
タイトル | メイザーの学習と行動 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジェームズ・E. メイザー |
販売元 | 二瓶社 |
JANコード | 9784861080456 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門 |
購入者の感想
研究の蓄積ともに繰り返し改訂されてきた学習理論(Learning Theory)の有名テキストからは、古典的条件付けやオペラント条件付けについての最近の研究ともに、例えば反応遮断化理論や至高点(Bliss Point)の概念、行動調整理論(Behavior Regulation Theory;我々が強化と呼んできた過程は実際には何かひとつの反応を強めていたのではなくむしろ環境が強いている制約に適応すべくそれぞれの行動に費やす時間を再配分している)、刺激等価性、マッチングの法則や瞬時最大化理論、自己制御における選好の変容を説明するAinslie−Rachlin理論などの、第一世代の行動療法が手にすることのなかった知見を学ぶことができる。
記憶関連の研究をやるにあたって、実際に動物をどのように扱ったらよいのかということの参考にするために読んでみました。内容はどちらかというと、いわゆる一般の記憶というよりも、条件付けにはじまるような実験心理学と呼ばれてきた分野に近いです。
ラットなどの動物を用いた行動実験をなさる方むけです。サルなどの認知課題を扱う実験の記述はほとんどありませんでした。
ラットなどの動物を用いた行動実験をなさる方むけです。サルなどの認知課題を扱う実験の記述はほとんどありませんでした。